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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』(第1話〜第6話)-57

 ぐちゅっ、じゅっ、じゅぶっ、じゅぶぅ!

「あ、あうぅぅううぅぅ!」
 深い部分を貫いた瞬間、繋がっている箇所から蜜が迸った。葵が完全に自制を失っている証である。

 ブッ、ブビッ、ブッ……

「あ、あはぁあぁぁ! いや! いやぁあぁぁぁ!!」
 刹那、不意にセピアの窄まりが盛り上がったかと思うと、その口から濁りきった空気を吐き出した。あまりの刺激を上から押し込められ、四つん這いになっているその体勢ゆえに圧迫された腹腔が、中に溜まっていた空気を大気中に迸らせたのだ。
 つまりは“放屁”をしてしまったのである。
(くっ……なんて…ひどい匂いだ……)
 その独特の臭気が、大和の鼻腔に充満した。乙女のものとは思えないほど、非常にきつい残り香が、鼻の奥を未だに刺激している。

 ブリブリブリッ!!

「あッ、ダメッ! と、止まらない、ダメェ!」
 治まったかと思った空気の震えが、今度は連続して響いた。
(う、く……)
 なんとも派手で聞き苦しい、放屁の音だ。漂ってくる悪臭も、耐えがたいものがある。鼻を押さえたいところだが、両手は葵の尻を掴んだ状態で塞がっているので、耐えるしかない。
(葵さん、ひょっとして……)
 腹の具合でも悪かったのだろうか。

 ブッ、ブビッ、ブリッ、ブリィッ!

「ま、まだ出る……出てきちゃうッ!」
 余りに突き上げを過ぎると、彼女は本当に大きい粗相をしてしまうのではないだろうか…。そう思わせるほど、湿った放屁が何度も蕾から吹き上がっていた。
「………」

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!

「ヒッ、ヒィィィィィィ!!」
 大和の腰使いが一層激しいものになる。ペースの配分など、頭の中から放り出したように、まるで狂った時計のようにひたすら葵を犯し貫く。
「あ、ああ……あぅぅ……」
 文字通り、彼は狂わされたのだ。慎ましやかで可憐な葵の体内から噴出した、猛烈な匂いを込めたその煙毒に…。華も恥じらう乙女の尻から響いた、醜悪な音律に…。
「も、もう、おかしくなってしまうっ……もう……もう……」
 自制を失い、ありとあらゆる体面さえ失った葵。
「あおいさん……あおい、さ、ん……」
 それは大和も同様である。ほとんど意識を飛ばしたように、それでも激しい腰使いを保ったまま、大和は葵を犯し続けた。
「くっ!」
 腰回りから、一気に圧力が先端に集中する。
「あ、い、イクッ! も、もうイクッ!!」
 葵の体も、細波のような震えを起したかと思うと、がくりがくりと大きく太股が戦慄いた。
「!」
 一気に締まる、葵の中。大和はその一瞬の圧力が起す摩擦を愉しむように腰を引き揚げて、破裂寸前の怒張を抜き放った。
「………!」
 そして何を思ったか、既に何かがこぼれ出している先端の照準を、セピアの窄まりに向けると…・

 びゅっ、びゅるびゅる!!

 そのまま大和は射精した。放出された白濁液が、たちまちにしてア×スの表面を汚していく。
「ん、あっ、お、おしりに熱いのかかって……あ、あっ!」


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