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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』(第1話〜第6話)-104

 グニッ!

「ヒッ、ダ、ダメ! で、出ちゃいます! アアァァアアァァ!!」

 ブチュ! ブチュブチュブチュ!!

「ヒィアァァァアァァ!」
 ほとんど排泄のような勢いでパールが一気に放出された。長くなった尻尾は、後から出てきたものの方が斑の色が濃い。それだけ、腸の深い部分に埋まっていたことの証であろう。

 グチュッ、グチュ、グチュ、グチュ!

「――――……!! ―――――……!!」
 エレナの言葉は、文字に表すことが出来ないほど乱れている。両方の性器を嬲られている彼女は既に、快楽の婢僕と化していた。
「くっ……」
 彼女の意思は、縦横無尽に蠢く腰と、中でうねる粘膜にかろうじて感じることが出来る。そして、本能を源にしているその責めは苛烈で、剥き出しになっている栄輔の砲身はあっという間に昂ぶりの頂点を極めようとしていた。
「出るぜ、もう……エレナ」
 アゥア……グゥアァアァァァ……」
 正気を失っているような応えでも、栄輔には充分だった。例え、受胎をしやすい周期にあるとしても、夫婦になっている二人には何の問題もない。それに、息子の裕輔も、最近はきょうだいを欲しがっている節が出てきたので、彼女が二人目を身篭ったとしても、それも悪くないと思っている栄輔だ。ただ、残念ながら今のエレナは“安全日”の最中にあるので、どんなに濃いものを大量に注ぎ込んでも受胎はしないだろう。
「出すからな、胎内(なか)に……出すぞッ」
「ヒィッ! ア、アアァアアァァァ!!」
 更に激しく腰を打ちつける栄輔。飛翔に向けた最後の助走とばかりに、凄まじいまでの前後運動でエレナを犯す。
「ムアァァ!」
 その衝撃がダイナマイトバストを上下に震わせ、視覚からも栄輔を愉しませた。
(あと……3つ、残ってたよな……)
 あらぶる息づかいの中、エレナの肛門から連なって揺れているパールをつまむ。
「おまえも全部、出しちまえ!」
 ぐい、とそれを思い切り引っ張ると、猛烈な抵抗感の後にずるずると腸壁を裏返しにしながら排泄されていく手応えを栄輔は感じた。
「グアァアアァァァアァ!!!」

 ブリブリブリィィィ!!! カラン! カラカラッ――――……

 激しい放屁と共に、斑の色が更に濃くなったパールが三つ噴出して、タイルの上を乾いた音を残しながら転がっていく。
「NO! No!! AHHHHH!!!」
「く、う、うぉ―――」
 ア×スに対する最後の刺激は、そのまま胎内の渦に変化した。
「い、行くぞ! 行くぞ、エレナ!!」
「Yes! YES,COMIN’!!!」
「うっ!」
 エレナの足を抱え、全体重を交接している部分にかけた瞬間……二人は同時に果てた。

 びゅっ、びゅるるるるるるるる!!!

「く――――………」
 男に許された至上の快楽は、集中したものが一気に吹き出るような一瞬の放出感だ。

 ビクンッ、ビクビクビクッ!!

「ああぁああぁぁぁあぁぁぁぁ!!」
 そして女のそれもまた、打ち上げられた花火のように一気に華を咲かせ、意識の全てを霧散させる。
 獣のように情欲を交し合い、硬直する体を抱きしめあいながら官能の中で身を震わせる二人。
 そんな二人を余所に、エレナの中に埋め込まれそして噴出した12個ものパールが、斑模様に粉飾をされた状態で、惨めにも捨て置かれていたのであった。


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