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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『STRIKE!!』(全9話)-209

「あぷっ……ッグ……アムッ……」
 まるで咀嚼をするように、長見の指にしゃぶりつくエレナ。その従順なまでの彼女の奉仕に、長見の嗜虐は高まっていく。
「………」
 その嗜虐が顔を出す視線が捉えたものは、咲き乱れる淫花の上部に息づく窄まりであった。
「アムゥッ!」
 エレナの喉から、空気を裂くような声が響く。指をくわえさせている状態なので、言葉を象らなかったそれはしかし、指先に纏わりつく熱い吐息を感じたことで、エレナの新しい昂ぶりを充分に悟ることができた。
「ン、ンム――――!」
「っ」
 指を噛まれる。同時に、剛棒をまろやかに包んでいた媚肉も、その内壁が収束するような動きで長見を責めてきた。
「へへっ……」
 長見はその反応を存分に愉しみながら、左手の指先で押し当てている部分をさらに蠢かした。
「ヒ、ヒッ!」
「相変わらず、“ここ”が好きなんだな」
 本来ならば触れることさえ忌避すべき、不浄を生み出す窄まり。だが、綺麗に洗浄されているその部分に、今はなんの嫌悪も感じない。
「それ」
 第1関節まで軽く埋め込んでいた人差し指と中指を、くに、とスクリューさせた。
「ヒィィィ!!」
 途端にエレナの背中が反り、繋がっている部分が収縮し、だらだらと愛蜜をこぼし始める。エレナの口内に収まっている右指にも、なにかぬらぬらした感触が生まれていた。
(すげえな……)
 上下の口で愉悦に濡れるエレナ。今現在、その発信元となっている窄まりは、異物を食いちぎらんばかりに締め付けを厳しくしてくる。
 ア×ル・セックスは、浣腸を始めとするその準備も含めると、体力の消費が著しく激しい。故に、どうしようもないくらいに性欲を持て余したとき以外は、長見もエレナも強いて行わないようにしていたのだが、そのわずかな回数の中でもエレナの後ろの窄まりは快楽を覚えて、刺激を求めるようになっているのも事実だった。
「………」
 ただ、長見としては、エレナを禁忌の悦楽に浸らせてしまうことは本位ではない。
「アッ………」
 だから、窄まりを責めていた指を引き抜くと、洗面器ですくった湯の中でそれを石鹸を使い丹念に洗い、右手の指も口から離した。
「エ、エイスケ。どうしたの……?」
 不意に責め苦がなくなったことに、淋しさと不審を同時に抱いたエレナが、長見の方を向こうとした。
「あ、あっ」
 しかし不意に圧し掛かってきた重みにその動きを止められる。
 長見は、その背中に張り付くように身体をあわせ、そのまま、開いた両手でエレナのふくらみを鷲掴みにした。
「あ、あ―――っ!」
 エレナの快楽中枢が、後部の窄まりから、ふくらみの頭頂部に一気に移動した。まるで水がその場所を求めて形を変えながら移動するように、エレナの中を愉悦が走る。
「やわらけぇな……」

 むに、むに、むに…

「ア、アンッ! エ、エイスケ……エイスケ!」
 両手いっぱいに含むように膨らみを愛撫されて、エレナは悶える。窄まりを犯される背徳的な快美感には劣るものの、その部分に詰まっている母性を絞られているような甘さは、その比ではない。
「は、はぁうっ……ん、んくっ!」
 胸を揉まれる度にあふれてくる、愛しい想い。その甘いエッセンスは、エレナの胎内に穏やかな愉悦を散りばめて、満足を与えてくれた。


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