投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

『STRIKE!!』の最初へ 『STRIKE!!』 190 『STRIKE!!』 192 『STRIKE!!』の最後へ

『STRIKE!!』(全9話)-191

「あはっ! あうぁあぁぁっ!!」
 直樹の右手が接合部に近づいたかと思うと、挿入によってぱっくりと割れている淫肉の上部の裂け目から顔を出している芽を摘んだ。
「やっ、そこっ!」
「どろどろに、して欲しいんだろ?」
「あ、あひいぃぃぃぃ―――……!」
 かり、と爪を立てる。その刺激が強すぎたのか、玲子の身体は大きく震えた。
「凄い反応だな。ここ、そんなにいいのか……?」

 くりくりくり…

 と、指で芽をいじめながら直樹が問う。
「う、うん……」
 玲子が息を荒げながら、妖艶に潤む瞳で見つめてきた。
「さ、最高……そこ……いじられるの……すっごく、い、いいああぁぁぁ!!」
 言葉を継がせることもさせず、再びグラインドを大きくする。
「イ、イキそう!」
「………」

 くにっ…

「うはあぅ!!」

 ずぬっ…

「んああっ!!」
「いいよ……玲子……」
「な、なおきくん……も、あ……あ、あ、あ……」
 玲子の内粘膜が、収縮と痙攣を始め…。
「イクッ―――!」
 びくっ、と震えが走ると同時に、玲子が強くしがみついてきた。
「あ、あうぅぅ………」
 ぶる、ぶるる、と肩を震わせて性の高みをやり過ごしている。熱く荒い息づかいが耳元に弾けて、それで直樹はさらに昂ぶった。
「はあぁ……はあ……はふぅ……」
 体の体重を全て預けて、玲子の力が抜けた。どうやら、かなり高いところまで身を躍らせたらしい。
(俺は、まだだけど……)
 一度、彼女の口の中で果てているから、直樹としては充分だった。
「あふ………あ、なおき、くん……」
「うん?」
「あなた……イッて、ないでしょ……」
 玲子が寂しそうな色を瞳の中に滲ませている。
「いや、でも……」
「そんなの、ダメ……じゃ、もう1回……」
「う、れ、玲子!?」
 ぐぶぐぶぐぶ、と屈伸運動がまたも開始された。
「あ、あく……ん、ん……」
 性の高みを越えたばかりなのに、玲子はまたしても新たな官能を感じている様子だ。腰の動きも益々激しく、椅子が“勘弁してくれ”とばかりに金属音の悲鳴をあげている。
「う、うわっ……れ、玲子……」
 バランスを崩すと、椅子から転げ落ちてしまいそうなほどに震動を激しくする。直樹はそれを必死に支え脚を踏ん張らせながら、媚肉に収まっている己が分身に絡みつく内粘膜の熱さと柔らかさを、二度目の放出が起こるその瞬間まで堪能した。



「ね、ねえ……みえてないよね?」
 ハンドバックを両手に、尻の部分を庇いながら玲子がやや後ろの方を歩いている直樹に問う。
「大丈夫だよ」
 玲子の履いているスーツスカートは、膝上の太股まで布地があるから、滅多な傾斜がない限りは、その中身まで覘かれることはないだろう。
「ほ、ほんとうに?」
 しかし玲子は不安が拭えないらしい。
 それもそうだろう。なにしろ彼女は今、下着を着けていないのだから。
“危ない日は凄い”という玲子の言葉どおり、研究室での情事はその場所にも関わらず、激しく燃え盛った。
 玲子は一度の絶頂では満足せず、二度三度と高みを越えて悶え狂った。淫唇、淫核をなぶられるだけでは足りないように見えたので、直樹は彼女の後口さえも指姦したのだが、それをも官能に昇華させて、四度目の絶頂を迎えた。それでようやく落ち着いた彼女は、しかし、直樹に再度奉仕を施して、彼の欲望が解けた溶液を飲み下したところで、やっと情事の全てを終えた。


『STRIKE!!』の最初へ 『STRIKE!!』 190 『STRIKE!!』 192 『STRIKE!!』の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前