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紅館の花達
【ファンタジー 官能小説】

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紅館の花達〜双女花〜-8

はんば放心状態のゼロを引っくり返し、足を広げる。
『今度は指でイカせてあげる♪』
中指と薬指でゼロの入り口を探り当て、ズブリと一気に奥まで潜り込ませた。
『イッ、痛い!!』
え………?
驚いて指を引き抜くと、指には赤いものがついていた…
『ぜ、ゼロ…もしかして、処女だったの?』
ゼロは瞳に涙を浮かべながら、一回だが確かに頷いた。
(や、やば………)
さーっと興奮が引いて行った…
『ご、ごめん…』
『…なんで謝るの?
スーちゃん…』
ゼロはムクリと体を起こして私の手を取った。
『ゼロゼロ、嬉しいよ。 ゼロゼロの処女、スーちゃんにあげれたから…』
『ゼロ…』
ギュッと、ゼロを抱き締める。
『ありがと…』
『ゼロゼロだって…ありがと、スーちゃん…』
私達はお互いにキスをしあい、私は服を脱いだ。
『二人で…気持よくなろ?』
私のアソコとゼロのアソコをくっつけ、すりあわせる。
『ふぁ…にゃ……』
『…くっ、あぁ……』
ゆっくりとした動きが次第に加速し、二人の中なら愛液が溢れだし二人を濡らす。
『あぁ…ゼロのが…熱いよ…』
『す、スーちゃんのだって…すっごく良いの…』
ニチャニチャ……ニチャニチャ……
粘性の高い愛液が次第にサラサラとしだし、二人の動きをよりスムーズにさせた。
『んぁぁ! ゼロ! ゼロぉ!』
『にゃぁぁ、スーちゃん!』
二人で手を繋ぎ、押し寄せる波を感じラストスパートをかけた。
『く…あ、あ、ん、あぁぁぁぁぁ!!』
部屋に二人の声が響き、その瞬間、時が止まったような気がした…

『…ゼロ…』
私はゼロと一緒にベットで横になっていた。
だが、ゼロはまだ少し泣いている。
『…ゼロ…やっぱり痛かった?』
『………』
私も破瓜の痛みを知っている、ゼロの尻尾に破られたからだ。
とても痛かったのだが、ゼロが精一杯愛してくれたからすぐに良くなったのだが…
『…ゼロってば…大丈夫…?』
心配になり、ベットから起き上がる。
『…エグ…シクシク…』
やはり泣いている…
私はそっとゼロを抱き締めた。こうすれば少しは安らぐかも知れない。
私の時はこれが効いたから、ゼロにも効いて欲しい…
『…ゼロ…』
そっと、ゼロの顔を見る……………んんん!?
『ニシシ…♪』
コイツ…笑ってる………!!!
『…スーちゃ〜ん♪ 心配した?』
ニヤニヤと笑いながら、話しかけてきた……

ベシッ!!!
『いったぁぁぁい!!!』
怒りに任せた私の手の平は思いきりゼロの頭を叩いていた。
『んもう! 人が心配したのに…あんたは!』
ベットから立ち上がり、床に脱ぎ散らかしたメイド服を着る。
『え〜ん、痛いよ〜、今度は嘘じゃないよぉ〜』
『知らない!』
そう言い放ち、部屋を出た……

あぁ、どうも上手く行かないなぁ、私達。
でも、なんだかとても幸せ♪
『…フフフ♪』
ゼロったら、意外と責められ役も良いかも…
今夜からが、とても楽しみだわ♪


紅館の花達〜双女花〜完


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