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紅館の花達
【ファンタジー 官能小説】

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紅館番外編〜紅様の欲望〜-5

腰を打ち付けるテンポが上がり、パンパンとぶつかる音と、突かれるたびにシャナの口から漏れる声が部屋に響く。
(ん? 良いこと考えた♪)
自分の尻尾を秘所の方にあてがい、一気に挿入する。
『んぁぁぁ! な、なんですか? これ? あふっ…』
男根と尻尾の二穴責めである(獣人特権である。)
交互に突き上げると膣と腸内で擦れるようでシャナの締まり具合が非常によくなった。
『あっ! ヒャッ! あぅ! だ、駄目! 来ちゃいます! 凄いのがぁ〜!』
『んふ♪ イキそうだね、シャナ。 イって、じゃないと…』
私がイっちゃいます。
力を振り絞りラストスパートをかけ、シャナを最高の高みに舞い上がらせる。
『ん…出る…シャナ、シャナーー!!』
『んぅ〜ひゃぁぁぁぁぁあぁ〜〜〜!!』
男根を抜き、シャナの背中にさっきより熱い白濁液を振りかける。
シャナはピ〜ンとよつんばいで背中を反り、ふぁあ…と言う声と一緒にベットに伏した。

そして、二人抱き締め合い、濃厚なキスを交す。
『はぁはぁ…とても気持ち良かったよ…シャナ…』
シャナの薄紫の髪を撫で、うで枕で添い寝をする。
『私も…気持ち良かったです…紅様、お、お尻でもあんなに気持ちいいのですね。
ちょっとびっくりです…』
と、頬を赤くしながら照れ笑いをしている。
何度も言うが、非常に可愛い。
『シャナの初めて、全部もらっちゃいました♪』
耳元で囁くとシャナも私の耳元で。
『私の初めて、全部紅様にもらわれちゃいました♪』
と囁き返してきた。
しばらく二人でこの甘い時間を楽しんでいたのだがシャナが眠くなってしまったようで、じょじょに瞼が下がり始める。
さすがに疲れたのだろう。バックだから激しかったし…
『寝ても良いよ、シャナ。 起きるまで、居るから…』
コクンと頷いた返事からすぐにシャナの寝息が感じられた。
柔らかい髪をもう一度撫でて、寝ている君を見る。
この幸せは絶対に守る、君の幸せは、私が守る…
シャナの幸せは私の幸せだから…
暖かい日差し差す昼下がりの午後、君の髪の薫りを感じながら、私は誓った…
〜紅館番外編 完 〜


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