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きみのとなりへ
【純愛 恋愛小説】

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きみのとなりへE-1

きみと見た景色、ずっと僕の胸に焼き付いてた


『きみのとなりへ』
〜一平side〜


「沙癒ちゃん、起きて!」

「はいっ!…はい?」

沙癒ちゃん寝ぼけてるな〜。面白いな〜なんか。

「ほらほら、沙癒!着いたよ。」

薫ちゃんの声に、沙癒ちゃんは、目を擦りながらキョロキョロしてる。相当熟睡してたんだなぁ。

車を出て、頂上の展望台へ続く階段を上った。だんだん空が白んできた。そろそろ、朝日が昇る。

「なんかお正月みたいだね〜」

沙癒ちゃんがボソッと言うと、みんな沙癒ちゃんの方を見て

「「「それ!」」」

と言った。なんか、今日の空は特別なんだ。いつもとは全然違う。

展望台に着いて、テーブルとイスが置いてあるところまで行って、さっきコンビニで買った朝ご飯を広げた。

「あ、来るぞ。」

誠二の声で、みんな空を見る。

キラッ

キラキラッ

パァァァ

「わぁ!」
「出た〜!」
「綺麗〜。」

朝日が昇った、ただそれだけのことにこんなに感動したのは初めてだった。
しばらくみんな無言で朝日が昇っていくのをじっと見つめていた。


「朝日が昇るの見たの何年ぶりかな〜。」
「俺も!初日の出とか見に行かないからな〜。」
「いいもんだね〜!朝日を見ながら朝ご飯ってのも。」
「確かに。なんか気持ちいいね!」

みんなニコニコしながら、一緒にいただきますをして朝ご飯を食べ始めた。
コンビニのおにぎりがこんなにおいしく感じたのは生まれて初めてだ。

朝ご飯を食べ終えた後、みんなで写真を撮ったり、展望台の周りを探検したりした。楽しくて楽しくて仕方なかった。

「こんなに笑ったの久しぶりだ〜!来てよかったね!」

沙癒ちゃんに言うと

「本当ね!すごく楽しかった〜!」

って笑顔で言ってくれた。


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