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シスコン
【コメディ 恋愛小説】

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シスコン『第五章』-1

………ん?なんだ……頭が痛い…。今何時だ………?





シスコン『第五章』





………この状況はなんだぁぁぁぁあ!!??
なんでオレの下で姉貴が寝てるんだ!?しかも熟睡してやがる!!なんかスースー言ってるしよぉ!!
………ん?熟睡?


……………。


いやいやいやいや!!だめだろ!!消せ!!今の想像及び妄想を消せぇ!!!


でも………バレないんじゃない?なんて、心のどっかがつぶやきやがる。いいのかなぁ……?


オレは、姉貴の顔に自分の顔を近付けた。

………可愛いっ。

間近で見る姉貴の寝顔は、無防備で、愛しくて、オレはそのまま、くちびるで触れた。
どこに触れたかは言えないな。………まぁ、この状況でする場所は一つしかないですよ、うん。
「よう。」
「〜〜〜〜〜っっっっっっ!!!???」
オレの右側から声がした。見ると、そこにあるベッドに作山が寝ていた。オレは一気に恥ずかしくなった。きっと今さっき呼ばれた時のオレは、めちゃくちゃびっくりして、大きく震えたに違いない。
「……いつから見てた?」
「いや、見てない。あの四世秋冬がお姉様に接吻をしているところなんて。」
「しっかり見てるじゃねぇか。」
こいつ、性格悪いな。
「心配すんなよ。誰にも言わねぇよ。叶わねぇ事を願ってるなんて、からかいのネタにもならねぇ。」
叶わない……か。そりゃそうだよな。
「諦め…たほうがいいか?」
「知らねぇよ。」
………冷たいなぁ。
オレは姉貴の上から降りた。
「あぁやっべぇ、風呂入ってねぇ。汗かきすぎた。」
作山は笑った。いつもの笑い方で、豪快に。
「シャワー浴びてくる。場所はどこだ?」
「自分の部屋についてんじゃねぇの?オレはもう一寝入りする。」
オレは時計を見た。まだ六時だ。
「そっか。ありがとな。」
「ん?なにがだ?」
「色々だ。」
オレは作山と姉貴の部屋を出た。





あ、やばいな。浜崎さん…寝てるかもな。
『ガチャッ』
オレは部屋に入った。
「あっ、おはようっっ。」
「………あ、おはよう。」
浜崎さんは起きていた。すでに着替えていたようで、短いスカートを着ている。
「あー……シャワー…どこかな。」
浜崎さんは、あっち、って言ってドアを指差した。
「ありがと。」
オレは荷物をあさり、着替えを掴んで、ドアを開けた。


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