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『恋人。』
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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『恋人。』-2

【恋人 2003〜2004】

その後 順調にお付き合いを続ける。楽しかった。幸せだった。
付き合って1年が経つ頃には、アタシはかなりのライブっ子になっていて、交友関係が物凄く広がる。男の子の友達も沢山できた。彼には微妙に話していたけど心配するし、面倒くさいので友達みんなで遊びに行く時には「男の子はいないよ〜」と言ったりしていた。
ごめんなさい。

年末辺りからライブ友達と集まる事が多くなった。クリスマスはライブだった事で彼と喧嘩をした。当たり前だよね。あの時 彼は内緒で24、25日のディズニー チケットをだいぶ前から予約してくれていたのに。彼は怒ってそれを破って捨てた。本当にごめん。ありがとう。
年越しは一緒にいれなかったからアタシはライブ友達と過ごした。

2004年の始め頃、彼に真面目にアタシの絵を見せた。凄く気に入ってくれた。彼の似顔絵を沢山あげた。それを「宝物」と言ってくれた。凄く嬉しくて進路も絵の方をちゃんと考え始める。これからも彼に絵を描こうと思った。アタシにはこれしかないし。

2月くらいになり、突然の別れが来た。真面目に。友達みんなに「別れた」と伝える。ビックリしていた。
だけどやっぱり別れた事に後悔して微妙な関係がずっと続く。友達にこの事は話していない。隠してたわけじゃなく、いつまでもズルズルしているのを知られたくなかっただけ。優柔不断なアタシを知られたくなかっただけ。

みんなごめんね。


【恋人 2004】

高3になり、まだ彼と一緒にいた。
彼がアタシの前に付き合っていた元カノ(子供産んだ人とは別の人)が現れて、彼女は彼にまとわりついていた。彼女は彼の妹とも友達だったから よく家にも来ていた様だった。下手したらアタシより彼女のが彼に会っていたかもしれない。はっきりしない彼の態度に少しがっかりした。

梅雨から夏に変わる時期に今度こそ真面目に離れる事を意識する。
そして7月の半ばあたり。
本当の別れ。
もう会わない。電話しない。メールしない。もう関わらない。

とにかく泣いた。どうして別れると今までの楽しかった思い出とかが溢れ出してくるんだろうか。心に大きな穴が開いた様だった。
本当に好きだった。ただアタシはガキで全てを受け入れる事ができなかっただけ。モヤモヤと辛い気持ちを持ち続けるなら いっそのこと離れてしまおう。そう決めたのは自分だった。

別れてから3日程経つと再確認させられる。自分は1人なんだなって。毎日していた電話もメールもない。彼用に設定していた着メロはもう聴けなかった。気を抜くと電話をかけそうになった。抑えるのに必死だった。
そんな時 彼から着信。出てみると彼の様子は普通で「最近どうしてんの?」とか聞いてきた。彼が何を考えているのか全くわからない。その日はそのまま話を続けた。

その後も彼からの着信はあった。話す内容は普通。だけど たまにヨリを戻す 戻さないの話になった。どうしてもお互いが必要だった。それは離れて痛い程わかった。だけどアタシはNOを突き通す。同じ事は繰り返したくない。ちゃんと忘れなきゃ。辛い思いはもう嫌だ。。。

そんなグダグダなやり取りは8月の頭まで続いた。
そしてアタシは本当に最後にしようと告げる。この日を境に彼からの連絡は途絶えた。


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