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『好き!』
【初恋 恋愛小説】

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『好き!A』-1

加藤くんとかなちゃんが私達のサークルに加わってから3ヵ月がたちました。
つまり、一目惚れしてから3ヵ月…加藤くんを好きな気持ちは、日に日に大きくなっていって、この気持ちを一人で抱えてるのは正直キツくなってきた…。そこで、日曜日の今日は、私の家に結香を呼んで相談してみようと思ってる所です!
〜ピンポーン〜
結香『あやぁ〜、来たよ〜』
斐『はいは〜い』

ドアをあけて私の顔をみるやいなや結香は喋りだした。
結香『なになにぃ?斐が相談なんて。珍しいじゃん!好きな人でもできたの?』
斐『し〜!とりあえず部屋行こう………』

私は実家暮らしだから、そんな大声だされたら困るんだって…


結香『さっきの続きだけど、好きな人いるんでしょ〜。ってか加藤くんでしょ?』
斐『えっ!!なんでっ??』
結香『って言うか、斐わかり易すぎだもん。加藤くんに話しかけられると顔真っ赤だし、静かだなぁ〜と思うと加藤くんの事みてるしねぇ〜。』
斐『う゛〜、そんなわかりやすかった?』
結香『かなりね!たぶんみんなにもバレ?だよ!加賀谷先輩は確実に凹んでたよ。フられたって言ってもまだ斐の事好きだろうし。』
斐『…加藤くんにもバレてるのかな…。』
結香『あの子は鈍そうだから、わかんないけど、カナちゃんは気付いてるかな。たぶん。あの子も加藤くんの事好きみたいだし、この前カナちゃんに「須鴨先輩って彼氏いるんですかぁ?」って聞かれたから探ってるんだと思うよ!』
斐『えぇ〜!また私応援係なんてやだよ〜。』
結香『だからぁ〜、譲る必要ないんだって!斐のが可愛いんだし、カナちゃんは普段天然っぽいけど意外としたたかな女だよ!そんなやつに負けないでよ!応援するから!』
斐『でも、どうしていいかわかんないよ…加藤くん彼女いるかもだし…』
結香『そんな事言ってたら一生彼氏できないよ!とりあえず今日加藤くんにメールしなよ!どんな話題でもいいから話すのは大切だよ!それでさりげなく彼女いるか聞き出せるかもだし。』
斐『…うん。わかった。』

そんなこんなで結香に相談した結果加藤くんにメールする事になったんだけど、結香が帰ってから5時間。
もう、外は真っ暗で…でもなんてメールしたらいいのか…。

〜ドン!ドン!〜
?『あや〜。俺だけど〜。入りま〜す!』

〜がちゃ〜


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