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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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甘い同棲生活F-4

「それは大丈夫です。具合悪くて、寝ちゃっただけで」

「それなら良かった。もう……佐藤くんこそ、木綿子ちゃんのおじさまと飲み友達っていうなら、余計に顔向けできない……。迷惑かけて本当にごめんなさい」

木綿子は手をブンブン、と目の前で横に振る。


(一ミリも嫉妬する顔しないんだな、この人……)


彼には言わなかったがーー理央は「息抜きしたい」と酔いながら言っていたのだった。おそらく覚えていないだろう。

飲んでいる最中はその真意がよくわからなかった。

だが、今なら何となくわかる気がした。
木綿子に対してもヤキモチを妬くほどだ、おそらく家にいても、加奈子のことばかり考えてしまうのだろう。
そんな理央の態度と、全く人を責めない加奈子の態度とは天と地ほどの差がある。

加奈子がこんなふうに冷静であれば、当然喧嘩にもならないのだろう。


(……何でも許してくれちゃうんだろうな、怖いだろうなあ……)





木綿子が休憩室の自販機に飲み物を買いに行くと、昨日のように長椅子に座って、脚を開き、後ろに手をついて天を仰ぐような理央を見つける。

「二日酔い、大丈夫?」

「だいぶ抜けてきました。加奈子、スポドリくれたし。今もこれ飲んでます。午後、外回りで運転するから。ちゃんとしないと」

中身の少なくなった、細めの缶のエナジードリンクを振りながら見せてくれた。
その中身を一気にぐいっ、と理央は呷る。

木綿子は買ったアイスミルクティーのペットボトルを持って、理央の左隣に座った。
黒いストッキングをまとった細く、綺麗な脚を見せつけるように脚を組むと、長財布を膝の上に置いて、ミルクティーに口をつける。

「佐藤くん、酔っ払って「息抜きしたい」って言ってたよ。昨日は、喧嘩でもして、家に帰るのが嫌で、他の女といたいのかなとか思ったけど」

「ええ、僕そんなこと言った?」

「ーー佐藤くん、すごくヤキモチ妬きだと思うんだけど、中村さんは、全く嫉妬する素振り見せないんだもん。
あたしなら嫌だな。佐久間くんが、酔っ払った中村さんを介抱して、いとことはいえ、家に泊めたら。二人でいても、佐藤くんの気持ちばっかり昂っちゃって「息抜きしたい」ってぽろっと言ったのかなって」

「うわあ、遠月さん、名探偵」

理央は周りに人がいないことを確認して、話し出す。
亨がいとこだと知らず、加奈子の名前を呼んだことに嫉妬して、付き合う前の加奈子を会社で押し倒してしまったこと。

今回は、未遂では終わらず、加奈子が痛がっているのに気づかず行為を行なってしまったこと。

どちらも、そんなときに酒を浴びるほど飲んで、酔いつぶれてしまったこと。

木綿子は先程の加奈子の発言を思い出す。


ーー潰れちゃって亨くんがうちに連れてきたことがあるの。そういう飲み方するときって、あたしとの何かだと思うから。


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