投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

先輩のセカンドバージンは僕のものの最初へ 先輩のセカンドバージンは僕のもの 307 先輩のセカンドバージンは僕のもの 309 先輩のセカンドバージンは僕のものの最後へ

甘い同棲生活F-1




「ーー遠月さん、今日良かったら飲みませんか?」

昨日、柚木を連れて、水族館に出かけた木綿子に声をかけた。

ここは、自販機が置いてある休憩室で、理央は長椅子に座っていた。
飲み物を買いに来た木綿子に、理央は声をかける。

「亨に怒られます?」

「何。デートのお誘い?」

「えっ、あっ、そういうわけじゃ……っ」

エナジードリンクをもっているのとは反対の手で、理央はぶんぶんと手を横に振る。

「ふふ。相手が佐藤くんで、佐久間くんが怒るはずないでしょ。月曜日だから軽めにね。みち草予約しとくよ。十八時でいいかな」

「あ、すみません……!」

「ちゃんと、あたしと飲むって中村さんに言っとくのよ?」





息抜きがしたかった。

あまりに幸せで、あまりに加奈子のことが好きすぎて。
もちろん今だけの感情で、いずれは落ち着くのかもしれないが、浮き足立って、心が落ち着かない。

微笑まれたら、押し倒したくなる。

理央に抱かれたら安心すると加奈子はいうが、少なくともそうした感情と、理央の感情とはいささか異なる。

現にーー彼女に乱暴してしまった。

どこか気持ちが落ち着かない状態が続いているのだろう。

月曜日だから軽めに、と言った木綿子を遮って、浴びるように酒を飲んでしまった。



「ーーんぅ、ん」



何か柔らかいものが手の先に触れている。
安心感はあるが、官能的な香りでーーいつも嗅ぐ、優しい甘い香りとは違った。

その柔らかいものを撫でる。
それが人肌の柔らかさだということに気づくのに、少し時間がかかった。

強烈な頭痛。

だが、その官能的な香りが心地よくて、理央はそれをぎゅぅうっと抱きしめる。

気持ちいい。柔らかくて………ふわふわしていて……

鼻先に当たる髪の毛。
目を開けると、いつも抱きしめている黒髪とは異なる。
コンタクトレンズをつけたままの理央には、乾燥しきっているが、目に映るそれは見慣れたものではない。

栗色の、髪の毛ーー

「えっ……」

頭痛がひどいくせに、理央は体を起こす。灯りが付いたままだった。

目の先には見慣れないワンルームのアパートのキッチン。

手前にはローテーブル。いくつか開いている酒の缶。

右手で抱きしめていた一番目の前のものはーー黒いスエット姿の木綿子だった。

「う、うぇ……っ」

状況が理解できず、変な声を出した。
理央はスーツのジャケットとスラックスをソファーに脱ぎ捨てており、シャツと下着を身につけている。
ネクタイは丸められて、枕元に。


(な、なんじっ?!)


枕元に、自分のスマートフォンがあった。

朝の六時。

不在の着信履歴は思いのほかーーなかった。

既に通話した履歴を見ると、夜中の十二時頃ーー

「加奈子と、喋ってんじゃん……」

一分ほど、話をしている。何を話したか、覚えてない。


先輩のセカンドバージンは僕のものの最初へ 先輩のセカンドバージンは僕のもの 307 先輩のセカンドバージンは僕のもの 309 先輩のセカンドバージンは僕のものの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前