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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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ヴァギナ調教-1

 最近、沙莉のメディアでの仕事が増えてきたSNSも好評で、そのうち女優デビューするんじゃないかと思う。私の知る限り、モデルやタレントなどメディアで活躍する有名人の殆どはプロダクションに所属していて、そこから仕事を貰う。歩合制か給与制で、出演料の一〜三割が自分達の収入になる。売れるまでは、スポンサーやメディア関連会社のお偉方の接待要員に使われる。
 沙莉のやり方は面白い。モデル友達やインフルエンサー数人で組んで、マネージャーも無しで全て自分でやる。仕事は紹介者に三割バック、一割はグループの運営費、六割がギャラになる。事務所を持たず、営業マン、マネージャー、事務員もいないから、効率的だ。
 自分が出れない時には、グループの誰かに仕事を回す。沙莉の収入の半分は紹介料だ。
 以前は、黒髪系清純派という売れ方だったが、本人曰く見た目は何も変えていないのに、セクシー系とか艶系ボディとか、綺麗めセクシーとかという売れ方に変わっている。
 毎日、顔を合わすから気付かなかったが、写真や映像を観ると、目つきが変わった。リスのような小動物を思わせる感じから、妖艶さが増して瞳が濡れて見える。
「何にも変わってないですよー!」と本人は笑って言うが、明らかに変わっている。

 メディアの仕事が増えたら、この美しい熱帯魚は、私のクリーク(入江)から飛び出して、広い世界を泳ぎ廻るかもしれない。その時は、笑って見送ってやろう。

沙莉は、いつも「御主人様が中心ですから!」と泊まりのロケには行かないし、定休日(調教日)の木曜日には、一切スケジュールを入れない。最近では、午前中から仕事が入って、店に立てるのは夕方になる日が多くなった。家事も私がフォローにまわる。

「御主人様!今日は?」「15時から調教する。」「はい!ありがとうございます!」
 黒いレースのセクシーなガーターストッキング姿でリビングに降りてきた。まだ調教前だというのに少しとろんとした淫蕩な瞳に変わっている。
「調教を始める!」「御主人様!ご調教を宜しくお願いします!」土下座で足の甲に頭を擦りつける。
 赤い首輪にロープを結ぶ。「犬になりなさい!」「はい!」お座りさせる。リビングの椅子に座り、右足の爪先を目の前に向ける。何をするのかはよくわかっているようだ。口を近づけてくる。「待て!」「はい!」「よし!」親指から一本ずつ、舌を這わせ口に含む。唾液で濡れていく赤い唇が艶めかしい。足裏、踵、くるぶしへと軟体動物のような舌が這っていく。「待て!」「今度は、こっちだ!」左足の爪先を出して同じように舐めさせる。「よし!やめ!」お座りの姿勢で命令を待つ。
「脱ぎなさい!」「はい!」レースのブラジャーから白く大きな乳房がぷるんと弾けて出る。ツンと上を向いた薄いピンク色の乳輪と乳首が可愛らしい。レースのTバックパンティを腰から下ろしていく。透明な液が糸を引いた。
「渡しなさい!」「はい!」「何で、こんなに濡らしているんだ?まだ、触ってもないのに!」「御主人様の御足を舐めさせて頂いたからです。」「足を舐めただけでか?変態だな!調教が必要だな!ほら、自分でお願いしなさい!」「変態マゾ奴隷の沙莉にご調教をお願いします!」ちゃんと目を見て大きな声で嘆願出来るようになった。マゾとして成長しているようだ。
 ソファー用のガラステーブルにバスタオルを敷き、仰向けに寝させる。手枷と足枷を嵌めて、手枷はロープにつなぎ左右それぞれ足側のテーブルの脚に結ぶ。足首と腿の付け根を内側から二本にまとめたロープを二周し間を通して結ぶ。残ったロープを膝下と腿の先のを二周させ同じように結ぶ。短めのロープで頭側のテーブルの脚にそれぞれ繋ぐ。まるでカエルが解剖される感じだ。
「こんな格好で縛られて恥ずかしくないのか?」「は、恥ずかしい、です。」ヴァギナの入口に白濁した愛液が見える。乗馬鞭で乳房の外側を円を描くように撫でる。輪を縮めていき乳首を転がす。「ハァハァハァ…。」吐息が荒くなっていく。へそを通り、太腿の付け根あたりとアナル周辺を旋回させる。乗馬鞭の先は四角く硬いので粘膜部には触れさせない。
「今日は、俺のがちゃんと入るようにヴァギナを拡げていくぞ!痛みを感じたら我慢せずに言いなさい!」「はい!御主人様!」まずはクリトリスの表皮を剥いて、シンプルなローターを医療用のテープで固定する。スイッチを入れて、弱く振動させる。「ハァハァ、アア…。」腰がゆっくりと上下に動く。
 ヴァギナはたっぷりと濡れているが、更に潤滑ローションを三本の指にたっぷりつける。まずは人差し指からだ。第二関節あたりで膜状のものがある。ぐるりと円を描いてから上部に這わせていく。やはりヒダが多い、収縮時の上下の締りもかなり強い。力を入れて本気で締めたなら、ペニスの侵入を防いでしまうだろう。こんなヴァギナは初めてだ。指を奥へと進める。尿道の裏あたりを越えると指が沈む場所がある。所謂、Gスポットである。くぃっくぃっと押すと、「アン、ア、ア。」と反応が強くなる。リズミカルに軽く押す。「アっ、アっ、ア、ア。おしっこ漏れそうになります。」「気持ちいいか?」「は、はい!アン、アッアッアッ…。」
 もう一本だけならスムーズに出し入れ出来る。次に中指と薬指で入口からグリグリと回しながら入れていく。膜状のあたりで腰が逃げた。眉間に皺が寄った。「沙莉!痛かったら、我慢せずに言いなさい!」「あ、はい!」「ゆっくりやっていけばいいから…」「はい!御主人様!」二本にしたり一本にしてGスポットを刺激したりを繰り返していく。段々と緩くなってきた感じがする。処女喪失後、数度のセックスでヴァギナに痛みを感じるのは、まだ中がペニスを迎えられるほど膣内が拡がっていない場合が多い。


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