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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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露出プレイ-2

 トイレの前のベンチに座って、新しく買ったリモコンバイブを渡す。まだ、何を渡されたか理解出来ていないようだ。トイレの個室に入ったらLINUするように伝えた。装着と操作方法がわかるように販売メーカーの商品紹介のページを貼り付けて送る。
 五分ほどして、沙莉がトイレから出てきた。「着けて来た?」「はい。」「ちょっとテストな。」アプリを開いてBluetooth接続すると、六種類の振動パターンが横で選択、六段階の強さは縦に選択出来るようになる。下から指先をスライドすると、沙莉が両手で顔を隠した。一番シンプルな振動だ。強さを二、三と上げる。「ダ、ダメ…止めてください。」顔が赤く上気している。「気持ちいいんだろ?」「はい…。」沙莉にもアプリをダウンロードさせて、何処にいてもコントロール出来るようにした。プレイ内容を察したのか不安そうな目で私を見ている。気にせずに指示をする。13時に一階のイタリアンレストランで待ち合わせ。それまでに指定した三店舗で買物をする。
 まず、沙莉が向かったのはランジェリーショップだった。素知らぬ顔をして気づかれないように距離をとって尾行する。店員と話してる時にリモコンバイブを操作する。強さは一、ランダムな振動パターンだ。遠くに後ろ姿が見えるが、反応はよくわからない。ブラジャーを何枚か手にしている。試着室に入るようだ。大体のタイミングで強さ三、ジー…ジー…ジジジジジジ…ジー…ジーという断続的振動パターンにする。一分間ほどで停める。暫くして沙莉がランジェリーショップから出てきた。スマホを手にしている。
 このショッピングモールを露出調教の場に選んだのは、中心部がおおきな吹き抜けになっていて、沙莉がどこに居るか把握しやすいからだ。
 沙莉からLINUが届く、「お願いします。強いのは赦してください。」あえて無視する。短文だから通知だけで読める。
 次に沙莉が向かったのはブックストアだ。さすがにマニア誌は置いてないが、SM小説は一番奥のコーナーに置いてある。文庫本なので、作家名を指定してそれぞれ一冊ずつ買って来るように指示してある。
 沙莉が店に入った。今度は、六種類の振動パターンの強さを一から順番に二十秒ずつ上げていく。多分段々と強さが上がっていくことに気付いて焦って買物をし、イきそうになったら出て左側のトイレに駆け込むだろう。
 まずは強さ一、ジー、ジジジジジジジジジ、ジージージジジ、ジー…ジー…ジー…ジジジジジジ、ランダムA、ランダムB、二十秒ずつ切り替えていく。強さ二のランダムBで小走りに店から出て左右を見回してから左側のトイレに駆け込んだ。強さ三のジーのところで停めた。強制着用で外すとセンサーが感知してわかるとちょっとした嘘を教えてある。素直な沙莉のことだから、多分外したりはしない。
 二分ほどで出てきた。次はドラッグストアでコンドームとローション入りの入浴剤を買って来るように指示してある。次は二からさっきと同じように振動パターンを上げていく。三番目の強さになったあたりで、沙莉は身体を屈めながら、ドラッグストアから出てきた。ここからトイレまでは、やや遠い。二分位はかかるだろう。
 少しよろめきながら早足で歩いている。四番目の強さになると、最初のジーという振動パターンで耐えれず。たくさんに人が行き交う通路で恥を晒しながらオーガズムを迎えてしまうだろう。
 トイレに駆け込んだ。ここで、バイブの動きを停めた。もう何度も快楽の大きな波を越えたところだ。どうなっているだろうか?
 沙莉からLINUが届く、「スカートに染みが出来てしまいそうなので、一度外して拭いてもいいですか?」「うーん、じゃ、罰を与える!ブラジャーとパンティを脱いでレストランに来なさい。バイブはそのままパンティでくるんで私に渡すこと。」

 

  


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