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熱帯魚の躾方
【SM 官能小説】

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奴隷入試-1

 「おはようございます。」「ああ、おはよう。今日、奴隷テストやるぞ!ちゃんと勉強したか?」「はい。」「我慢もしてるな!」「はい。」

 昼食後、テストをすることにした。奴隷契約書と調教規則からの穴埋めテスト、(◯◯)に嵌まる文字を入れなさい。SMマニア誌を読んでの気に入った写真や投稿。SM小説を読んでの感想や論述。基本的なSMプレイとSM道具の名称と使用方法。

 沙莉は元々、勉強が苦にならないタイプだ。名門女子校から公立大学出身だし、仕事や家事を覚えるのも早い。

 奴隷契約書と調教規則は完璧だった。SMマニア誌の写真や投稿の好みからは、沙莉がしたいプレイや主従関係がわかる。SM小説を読んでの感想はそれなり、まだリアリティ不足だからこんなもんだろう。名称については大まかには理解出来ているが、使用方法はイマイチだ。

 赤ペンを持って、採点する私を不安気に見つめている。合格しないと、来週にまた追試で、それまで調教もオナニーも出来ないのだ。そろそろ我慢の限界のようで、モジモジして、トイレを我慢する散歩前の犬のようだ。

「うーん、85点かな?」不安気な顔にホッとした笑顔が浮かんだ。「よし!合格だ!おめでとう!」「御主人様、ありがとうございます!」

「さて、ご褒美を買いに行こう!出かけるから着替えて来なさい。カジュアルな格好で。」「はい!」笑顔で階段を駆け上がっていく。テストに合格したことがかなり嬉しかったようだ。

 Tシャツにデニムの短パン姿の沙莉を助手席に乗せて、ホームセンターへ向かう。ご褒美を期待しているのか、オナニーが許可される嬉しさからか、機嫌良くカーステから流れる曲を口ずさんでいる。
 カートを出して店内へと入る。沙莉が左腕を抱きかかえるように右腕を絡みつかせている。「人がいっぱいだぞ!」「いいでしょ!大丈夫ですよ〜!」帽子を深く被り、黒縁眼鏡をかけていても、そのスタイルの良さから沙莉は目立つ。
 まずはペットコーナーに行く。「何買うんですか?」「ん、お前の首輪。ほら、自分で好きなの選んでいいぞ!」赤とピンクで迷って、「どうしよう、決めきれないですぅ。どちらが似合いますか?」「赤かな?」
 他に店に置く観葉植物などを見てまわる。沙莉は料理に使いたいと、バジルとローズマリーを欲しがった。
「あら、菰田さん!」沙莉が慌てて右腕を離す。「あっ、お邪魔だったかな?」「いえいえ、娘の幼馴染みで甘えん坊なんですよ!」「こんにちは〜!」沙莉が元気に挨拶する。「また、メダカ買いに行くよ!」「宜しくお願いします!」「じゃ、また!」
「あー、ビックリしたー!」「ハハハ、だから言ったのに!」また、左腕に巻き付いた。「全然、平気ですー!ね、御主人様!」沙莉がいたずらっ子のように舌を出す。

 自宅に戻り沙莉がコーヒーを淹れた。「16時から調教する。」「は、はい!御主人様!」緊張した面持ちに変わる。セクシーな下着の上下、ガーターベルトにストッキングを身に着けてくるように指示した。
 先にシャワーを浴びて、ネットで調教に必要な物を検索しながら待つ。梨花に使っていたものはもう老朽化して使えない。電化製品と同じようにアダルトグッズもかなり進化している。

「では、調教を始める!」沙莉の顔に緊張が走る。「御主人様!ご調教をお願いします!」床に頭を擦りつけた。恥ずかしいのか、上から白いタオル地のガウンを羽織っている。「これは何だ!恥ずかしいのか?」「す、すいません。思ったより透け透けで…。」おずおずとガウンを脱いだ。三色のうち、白を選んだようだ。「うん、中々いいぞ!よく似合う!でも、ちょっと間違っている。」ガーターベルトがパンティ上を通っている。展示ではこうだが、実際の着用はパンティの下を通す。「も、申し訳御座居ません。」「首輪は?」慌てて紙袋から取り出す。髪を上げさせて、首に巻いた。「ここまでは、毎回自分で用意しなさい!」
「オナニーで使ってたローターを持って来なさい!」「はい?」沙莉が驚いている。「早く!」慌てて階段を上がり持って来た。SC3の動画で使っていたあの白いローターだ。
「あの動画を憶えてるな!同じようにオナニーしなさい!」「えっ、あの?」尻を平手打ちする。「パンっ!」いい音が鳴る。「痛!」「早く!」ローターをレースのパンティの中に入れる。へそのあたりからコントローラーの白いコードが伸びる。「ちょっと、待ちなさい。」パンティの脇から白いローターをラビアの真中よりやや上、クリトリスに直に当たるように調整する。まだ何もしてないのにかなり濡れている。初めて触る沙莉の性器にかなりドキドキしたが、何くわぬ顔でセットする。「そ、そんなとこ…。」コントローラーを手に持ち、スイッチを入れる。「ハァハァ、ハァ…。」ジーっとパンティ越しに音が響く。振動パターンが十種類ほどあり、スイッチを押す度に変わる。三番目が一番強い。どんな動きかチェックしたいので、まずは五秒ずつ順番にやってみる。「あっダメ…。アッアッ、アア…。」沙莉が内股になりテーブルの角で身体を支えようとする。「ちゃんと立ちなさい!」「ダ、ダメ…。」「気持ちいいのか?どこが?」「アッ、アアァ…。クリトリスです。」「どうして欲しいんだ?」二番目に強い振動にする。「アーッ、アッアッ…い、イかせてください!」「まだだ、勝手にイくなよ!」ジー、ジジジ、ジー。ランダムな振動に切り替える。「い、い、イッてもよろしいですか?もうもうイっちゃうー!」「ダメだ!」ジー、…、ジー。いいところで振動が止まるパターンにする。「そ、そんな…。お願いします。」「たくさんイかせて欲しいんだな?」「はい!お願いします、う、う。」「じゃ、奴隷契約書の一項から三項まで、言ってみろ!」沙莉が喘ぎながら言葉に出していく。
 カチカチ。


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