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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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甘い同棲生活B-9

「ごめんなさい……。あたしも、佐藤くんの咄嗟に……嫌でしたよね」

「ーーそれよりも木綿子ちゃんに、あたしと浮気したって思われてもおかしくないようなこと……させたことの方が、嫌」

「あ……えっ」

木綿子は驚いた様子で目を見開く。
理央だけでなく、加奈子にも気づかれていたのか。

「やっぱり。ーーごめんね。木綿子ちゃん、真面目だし。亨くんと以外、本当はこういうことしたくなかったよね」

「……違います……流されたわけじゃないの」

木綿子は思わず、布団の中で加奈子に抱きつく。
行為の途中でさえ、嫌かどうかを何度も確認してくれていたのに。

「自分の意思です。中村さん……すごく、綺麗だったから……。悪いことだって思う前に……体、動いてました」

「やだ、照れる……。ん……ん」

抱きついた姿勢のまま、木綿子は加奈子の唇に、唇を押し当てる。
理央にも、亨にも悪いと思いつつ、今の時間だけは、加奈子を独り占めしていたかった。
清潔感溢れ、セックスとは縁遠いと思っていたこの人は、男も女も、そんな気分にさせてしまうのかーー

息ができず、苦しそうに唇を半開きにさせた加奈子のそこに、舌をねじ込んで口腔内を犯していく。
加虐心を掻き立てられて、木綿子の理性が削られそうになる。

唇が離れた時には、はぁ、はぁ……と加奈子が吐息を漏らして、潤んだ瞳で木綿子を見ていた。

「……あまり、いじめないで…………亨くんに、顔向け、できなくなるから……」

「佐久間くんの名前、出さないで。ずるいです」

「えっ……木綿子ちゃん……っ」

木綿子は加奈子に覆いかぶさるようにして、またキスを施す。

これ以上はダメだ。きっと、彼女に溺れてしまうーーそう思いながら。


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