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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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甘い同棲生活@-7

「へへ、お母さんと佐藤くん、仲良しでしょ」

自慢そうに、木綿子に向かって柚木は言う。

「ちょっ……柚木。恥ずかしいからやめて」

木綿子のほうを向く柚木を後ろから抱き寄せ、「こらっ」と笑いながら声をかける。

「僕だって一人で寝られるけど、佐藤くんのほうが寂しがり屋だから一人部屋になって寂しかったんだよ〜」

「そうかもね。でもね、お母さんのほうが寝るの遅かったんだけど、酔っ払っちゃって、木綿子ちゃんの隣で寝ちゃったの。佐藤くんなのにね、結婚してないと一緒に寝ちゃいけないって言ったの」

「佐藤くん、約束破ったな!浮気浮気!」

「ん。そんな言い方したら、佐藤くん傷つくからね、言っちゃダメよ。でも、お母さんの言い方が悪かった。浮気じゃないよ」

加奈子は「ごめんね、大丈夫だった?」と目配せしながら、木綿子にも話しかける。
理央に対するほんの小さな言葉遣いであっても正そうとし、子供にだって自分の非を認めるような加奈子のありように木綿子は感心する。
おそらく、幼い頃から父がいないことなどを、子供に誤魔化さないように丁寧に対話してきたのではないか。


(あたしなら、怒り心頭だよ……佐久間くんが、中村さんの横で間違って寝てたら)


「あ、いや……ちょっとだけ起きた時間があって、気づいたらいて、びっくりしました……けど」

「嫌な思いしなかったなら、良かった。
ーー柚木も、本当はダメよ?木綿子ちゃんのお布団の中に勝手に入ったら。お母さんと佐藤くんと、亨くんはOK。家族は大丈夫」

「うん」

「いいこ。もう、柚木も大人に近づいてきたからね」

と言って、柚木の頭を撫でていると加奈子の後ろから、にゅっと手が伸びてくる。
柚木と加奈子の体の間に、まるで柚木から奪うように理央の手が差し込まれる。

「ん、加奈子いる……いい匂い。気持ちい」

「ちょっと。木綿子ちゃんもいるから」

恥ずかしいのか、焦ったように体をひきはがそうとするが、反対側から柚木も応戦する。

「佐藤くんばっかりずるい!僕も!」

「ちょーーっと!やだっ、二人とも……」

加奈子がそう言った時ーー
木綿子は見逃さなかった。
柚木が笑いながら加奈子を抱きしめた時、理央はどさくさに紛れて、加奈子のサラサラの髪の毛から覗くうなじに唇を押し当てたのを。

加奈子の体が、びくん、と震える。

それをじっと見つめていた理央と、木綿子は目が合った。

いつも見る、くりくりとした幼い目つきではなく、狡猾なそれだった。


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