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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 小百合 10-1

小百合の母親が運転する車
助手席に座ってる小百合を横目で見つつ
小百合の母親が話しかける

「今日は楽しかった?」
「うん 楽しんできたよ」
「それならよかったけど
 食事介助って聞いてびっくりなんだけど」
「それは まぁ そうだよね」
「家の人はしないの?」
「普段はおばあちゃんゆきちゃんがしてるよ」
「おばあちゃん…は…わかる
 自分の息子だもんね」
「うん」
「ゆきちゃんはどうして?」
「やりたいからしてると思う
 そして わたしも介助したいからしただけだから
 強制されたりはしてないよ」
「そ、そうなのね」
「心配?」
「心配というか驚いてる
 介助も楽じゃないと思うから」
「うん そうだね
 おばあちゃん一人でやっていたのを考えたら
 ゆきちゃんがやりはじめたのは
 おばあちゃんにとってはありがたかったと思う」
「うん それで 小百合だけじゃないよね
 介助してるのって」
「くみこちゃん ゆいちゃんもだね」
「そっか まだ10歳そこそこなのに…
 小百合は将来なにになりたい?」
「え? 将来かぁ 考えてはないけど
 せっかく料理や介護もこなせてるなら
 とは思わなくはないけど」
「まだ5年生だし中学高校と過ごして
 どう考えるかはまだわからないもんね」
「そうだね おさむくんと関わることも
 小学校までかもしれないしね」
「中学から関わらないの?」
「自分からは離れたくはないけど
 学校が忙しくなったら時間取れなくなると思うし」
「そっか 学校かぁ」
「ゆいちゃんはすでに生徒会忙しくて
 なかなか時間取れないみたいだし」
「ゆいちゃんはすごいよね いろいろと
 真治のことも橘さんに任せちゃってるのも
 心苦しいけどありがたいって思うし」
「うん その提案をしたゆかちゃんも頭いい子だし」
「真治と同い年なのに…うちの子より
 しっかりしてて…なんかほんとに同い年?と思っちゃう」
「あはは」
「くみこちゃんも2ヶ月で成長したよね」
「うん そう感じる
 ゆいちゃんがくみこちゃんを誘ったのをきっかけで」
「仲良し3人組だったのが
 春休み 小百合ひとりぼっちで 心配だったし」
「しおりちゃんがねぇ 喧嘩してたの?」
「喧嘩はしてないけど しおりちゃんは他にしたいことあったようだから」
「そうなのね そして くみこちゃんはゆいちゃんち?」
「うん わたしは留守番もあったし」
「いいろいろ ごめんね パートの仕事とか お母さん家にいなくて」
「ううん 仕方ないよ それは
 だから 新学年になってゆきちゃんに声かけられたのはうれしかったな」
「そっか そして土曜日は橘さんが真治のめんどうみてくれることになって」
「うん 土曜日 フリーになったのもありがたいって」
「そうだね わたしも橘さんにお礼言わなきゃね」
「そして お母さん達にもありがとう おさむくんと関わること許してくれて」
「うん 小百合が楽しいと思ってるならわたしはいいよ」

こんな会話をしながら
鈴木家に戻る二人だった


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