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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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パートナーシップ-6

美羽の人間性に感銘を受けた都姫は、企業のトップ同士と言う垣根を超え、人間としてずっと付き合って行けそうな気がした。これから色んな意見を言い合い、商品を作り上げていく過程が楽しみで仕方がなかった。最近は企業のトップとしていかに会社を守って行くかを考える事が多かったが、服を一から作り上げる喜びと言う初心を思い出したような気がした。そんなきっかけを作ってくれた鉄平に感謝をしつつも、どうしてもある一つの事が引っかかる。
(でも昨日の夜、美羽さんと神谷君は…)
鉄平が美羽をセックスでメロメロにしている妄想がモヤモヤさせる。鉄平のペニスを受け入れ、蕩けそうな顔と瞳で抱かれる美羽の妄想が頭から離れなかった。

「でも鉄平君には参ったわ。あんなにタフだとは思わなかったわ?」
美羽が鉄平を見てニコッと笑った。
(そ、そんな会話を堂々と…。)
真昼間から人前でそんな話を持ち出す美羽に驚いた。鉄平が美羽をメロメロにしたお惚気話など聞きたくなかった。美羽は好きになれそうだが、何故かその話題だけは避けたかった。
「美羽ちゃんもなかなかタフでしたけどね!」
(た!タフ…。一体どんな肉弾戦したの…!?)
頭の中では汗だくでお互い攻めのセックスをする2人の姿が思い浮かぶ。妄想し過ぎて濡れてしまいそうなぐらいの行為を頭に浮かべる。
「いやいや、まさかあのタイミングで300回できるとか、ハンパないわよー。」
(さ、300回!?そんなにヤッたの!?)
そんなあり得ない話しを信じてしまう程、2人の関係に嫉妬していたのかも知れない。目を丸くして2人を見た。
「まだまだいけましたよ?」
(まだまだ…イケた…!?)
「私はもう限界だったわ?もうイケなかったし!」
(イケなかった…!?)
頭の中は大変な事になっていた。無意識に顔が赤くなり、恥ずかしくて下を向いてしまった。そんな都姫を見て目を合わせた美羽と鉄平は同じタイミングで笑い始めた。
「え?」
何で笑われたのかとキョロキョロする都姫。そんな都姫を見て鉄平が言った。
「ほらね?言った通りでしょう?CEOは絶対俺と美羽ちゃんがヤッたと思ってるって!」
美羽はケラケラ笑う。
「やだもー!都姫さんのエッチぃ!」
笑いながら都姫の肩をポンと叩いた。
「えっ!?えっ…?」
都姫は訳が分からずキョトンとしていた。


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