投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

オンナ狂 神谷鉄平の最初へ オンナ狂 神谷鉄平 236 オンナ狂 神谷鉄平 238 オンナ狂 神谷鉄平の最後へ

パートナーシップ-2

更衣室を出てロビーに戻ると、都姫の姿を見て美羽が笑顔で出迎えた。
「うわー!良くお似合いですー♪」
目をキラキラさせて喜ぶ美羽。日本で有数のスポーツメーカーの社長に若くして就任した君塚美羽とは、どれだけ敷居の高い人なんだと構えていたが、雰囲気的にはフェミニンマインドのスタッフと変わらない、可愛らしい女性に思える。
「でも何か…恥ずかしいです…」
恥ずかしそうに言った都姫。
「何を言ってるんですかっ♪ローライズや下着、水着に比べたら全然じゃないですか♪」
「あ、あれはもう…死ぬほど恥ずかしいって言うか…」
「でも素敵でしたよ?私も休日には大胆な服着てみたくなりましたもん。」
「君塚社長様ならお似合いだと思います。が、私みたいな30歳超えた女が…」
「あー、ダメですよ?あのホームページ見てアラサー女性がどんなに勇気と希望をもらった事か…。私ももうそろそろ30歳です。確かにファッションとかもう若い頃のようなものは着れないかなーって考えてたトコだったんですが、でも先日のフェミニンマインドさんのホームページの攻める30歳の企画見て勇気もらったんです!私もまだまだ攻めるわよっ!って。だからそんな弱気なCEO、見たくないなー。攻めて欲しいなー♪」
都姫は不思議な感覚を覚えた。もう恥ずかしくて触れられたくない話題だったが、何故か美羽にそう言って貰えて嬉しく感じた。自分を見てそう思ってくれる人がいる…、見られて得る自信と言うものを初めて感じたかもしれなかった。

「あと、何か堅苦しいので、私の事美羽って呼んで貰ってもいいですか?私は都姫さんって呼びますので!」
「あ、はい…。き、恐縮です…」
歳下とは言えあちらは大企業の社長だ。そうは言ってくれてもやはり恐れ多く感じる。
「あ、鉄平くんも似合うじゃん!」
鉄平は黒のハーフパンツに白のシャツで現れた。美羽がもう鉄平と呼んでいる事には少し引っかかるものを感じた。
「俺は何着ても似合うんで♪お、CEO、いいっすね!カッコ良さ、美羽ちゃんにも負けてないっすよ!」
「ち、ちょっと…美羽ちゃんって…」
いくら何でも馴れ馴れしいと心配になった。
「あ、いいんですよ♪昨日ちょっとした勝負をして、負けたらちゃんづけで呼んでもいいって約束したんで。まぁ、負けちゃったけど。ンフッ♪」
「そ、そうなんですか…(絶対あっち系の勝負よね…。先にイッた方がとか…)」
都姫はどんな勝負をしたのか、昨夜何をしたのか気になって仕方がなかった。


オンナ狂 神谷鉄平の最初へ オンナ狂 神谷鉄平 236 オンナ狂 神谷鉄平 238 オンナ狂 神谷鉄平の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前