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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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パートナーシップ-1

鉄平の運転で高速道路に乗り、1時間半ほどで副島県にあるマンダーアーマーの本社に着いた。
「うわっ、凄い…」
田舎で土地が余っているのであろう。広い敷地に立派な三階建のビル。その壮大さに目を奪われた。
「スポーツジム、テニス場、サッカー練習場、野球場まで…。凄い…」
今からこんな大企業とパートナーシップを結ぼうとしている事が信じられなかった。まだまだ地方のイチ企業にすぎないフェミニンマインドが手を結べるのか本当に心配だった。
「緊張してるんですか?」
「えっ?だ、だって…」
「大丈夫ですよ。CEOだって今や業界から注目されるフェミニンマインドのトップなんですから。堂々と!」
「う、うーん…」
そこまで注目されているとは思っていない都姫は、やはり緊張はとれなかった。
立派で重厚な玄関の自動ドアが開くときっと受付があり、受付係に取り合ってもらい社長室に迎え入れろれるんだろうなとシュミレーションしていた都姫を、マンダーアーマー社の社長、君塚美羽はあっさりと裏切った。
「あ、早かったわね!」
2人の目の前に現れた美羽は、マンダーアーマー社製の白のタンクトップと黒のレギンスのジムスタイルだった。昨日会ったばかりの鉄平はニコッと笑いリラックスしていたが、都姫はいきなりの有名人を前に固まってしまう。
「あ、こちらが君塚社長です。」
紹介されニコッと笑う美羽。都姫が気後れしている間に自分から話しかける。
「あなたが東原都姫CEOさまですね!わー、綺麗ー!グラビア通り…いえ、それ以上ですね!よろしくですー!」
超フレンドリーに握手をして来た。
「あ、は、はじめまして…」
「あーん、そんな堅苦しいの抜きにして、体、動かしませんか?」
「え?」
目が点になる都姫。どう言う事??と、頭の中がハテナマークでいっぱいになった。
「ご一緒しましょう。CEO!」
「え?う、うん…」
「うん!じゃあお二人にはウチのまだ発売前の新作のウェアをプレゼントします!用意して更衣室に案内してあげて!」
「はい。」
スタッフが都姫と鉄平、それぞれにウェアを渡して更衣室に案内する。
「こんど一緒にトレーニングしましょうね?」
「あ、はい♪」
隣でスタッフをナンパする鉄平をよそに、都姫は女子更衣室に入り、美羽が来ていたウェアと同じものに着替える。
「あ…、体のラインがキュッて締まって見えるけど、全然キツくない…」
着用したウェアの着心地の良さに驚いた。


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