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【青春 恋愛小説】

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渚〜夏の行方〜-1



あと一週間もしないうちに夏休みだ
もちろん夏休みの計画はたっている
渚と二人で過ごす夏休みだから楽しいものにしたい





「おい、なにニヤニヤしてんだ?」
「護か、ニヤニヤしてたか?」
「ムカツクほどに」

どうやら顔にでてしまったようだ
「そうそう、今日お前んち行っていい?」
「ん?べつにいいけど渚いるかも」
「いいよ、ちょうど二人に話したいから」

なにを?
「なんだよ話しって」
「後でな、六時に行くから」
「あぁ」


なにかあったのか?


ついでに言っておくが俺と渚は一人暮らししてるからほとんど一緒にいる
まぁ渚からうちに来るのがほとんどだが





六時

ピンポーン

「来たか」
その夜俺は渚と護をまっていた

「よう、」
「あがれよ」

6畳一間まぁまぁ狭い

「で、話しって?」

「あのさ……俺……」

渚の目は興味と期待でランランと輝いていた

「俺………恋をしました!!!!」

「…………ハァ!?」

なんだそりゃ

「お前らには言っておこうと思ってさ」

あきれた
「で、相手は?」

「…………隣のクラスの山田 沙耶(さや)」

「「ほほ〜う」」

山田沙耶とは渚を入れても学年一の美女と呼ばれている才色兼備なやつ
正直言ってかなりの美人だ

まぁ俺は渚だけだけど

「ことの発端は?」
なんか渚が嬉しそうに聞いている


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