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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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親友の恋人への愛撫-3

以前、佳織に「そんな異様な雰囲気の中、言いくるめちゃえば最後まで出来たと思うもん」と言われたが、彼女がもし、そんなふうに流されてしまうとするなら理央だけなのだろう。
薄手のニット越しに伝わる熱と、この緊張感のせいで隼人の手が汗で濡れていく。

「武島くん。ーーん、んん」

閉じられた唇に、隼人は必死で唇を押し当てる。

さすがの息苦しさに加奈子が口を開けると、そこから舌を侵入させる。
舌先がねっとりとした唾液に触れると、隼人はさらに腰を強く抱く。
丁寧に口腔内を撫で回すように舌を動かすと、ゴールデンウィークの情事がありありと思い返され、それが火種となって自身の股間の熱を集中させる。

先程まで優しく隼人をなだめていた加奈子の手のひらはふるふると震えている。
加奈子は前かがみになって、隼人に体重を預けるしかなかった。
隼人は強く腰を抱いている手で、我慢できなさそうにスカートのウエスト部分から、ニットの裾を引き抜こうとする。

「ん、んんぅ、…っ」

唇の隙間から怒りにも似た、加奈子の抵抗の声が漏れた。
インナーごと引き抜かれ、すべすべとした肌にじかに隼人の手が触れる。
汗ばんだ、男らしい手が加奈子の背中を引き寄せつつ、撫で回す。

「ん、やっ……」

平静を装う加奈子がさすがに唇を離して抵抗したのは、隼人が加奈子の下着のホックを外したからだった。
小ぶりの胸は締めつけを失ったそれによって服の中で顕になり、隼人が加奈子の体の前に手を回す。

「は、ぅっ」

空気に触れて、加奈子の感情とは関係なく尖ってしまった胸の頂きを隼人は優しく摘むと、加奈子の唇から甘美な声が漏れる。
加奈子は声が漏れた恥ずかしさから、隼人の肩に唇を押し付けた。

胸全体を優しく揉みながら、時折頂きをふにふにと丁寧に愛撫する。
もう既に、ーー体に関して言えば、ーー以前、彼の体を受け入れてしまっているせいで、さらには理央や、隼人や、佳織との非日常な経験のせいで、以前会議室で理央に押し倒された時のように、胃がしくしくと痛む程の抵抗感がなかった。

隼人は左手で加奈子の腰を抱き寄せ、右手で胸を直接愛撫しながら、加奈子のさらさらとした髪の毛の香りをめいっぱい嗅ぐ。
加奈子の耳元には隼人の荒い獣のような息が、断続的に吐き出されている。

「武島……くん、嫌、やめて。お願い……」

声を震わせながら言う。
もしも佳織を同じように扱ったなら言う抵抗の言葉とは違うと、隼人は理解していた。
つまり、会社でなかったら受け入れるのに、とは違う言葉ーー
はっきりと、拒絶として示されたのだ。

「大丈夫です、この間と同じ。絶対最後までしないです。約束します」

「そ、そういう問題、じゃ…………やめて……お願い」

隼人のスーツに押し付けた鼻から、ぐすっ、と音がする。
怖い思いをさせているのだと実感せざるを得ない。だがそれでも、小さくとも柔らかな乳房を、汗ばんだ手のひらで揉んで行く。
隼人の腰の辺りに這わされた手は震え、さらにはスーツをぎゅっと掴んだのが隼人にはわかった。


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