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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 詩織 1-2

句美子は携帯をいじると
おさむにLINEをする

「こんにちは」

しばらくまってると
おさむから返信

「学校終わったの 今横になってた」

「ねてたの? ごめんね いま しおりちゃんが部屋にいるから」

「そうなのね あ くみこちゃん」

「うん?」

おさむと句美子のLINEやりとりを
句美子の横で眺めている詩織

(返信がはやいなぁ
 それで おさむくん くみこちゃんに何用事?)

詩織が画面をながめながら思うと
おさむからの返信が届く

「昨日の様子 ゆきちゃんに聞かれたから答えたけど
 くみこちゃんにだっこ ずっとしていたと言ったら
 不機嫌になった」

それを見て句美子も
困った様子になりながら

「それでいじめられたの?」

「いじめられなかったけど
 そのあとすぐ部屋から出て行った」

「そうなのね いじめられなくてよかったね」

「あした だっこしてもらうのがまんする」

それを見て句美子は
考え込むような仕草になると
詩織は

「くみこちゃん ゆきちゃんって…」
「ゆきちゃん わたしに対してはこんな感じだからなぁ はぁ」
「ゆいちゃんが引き込んだときから?」
「うん 反対だったみたいだし」
「そうなのね 明日 どうするの?」
「明日は見てるだけにしようかなと思う」

句美子はおさむに

「明日はみてるだけにするね」

「日曜日 そのかわりにいっぱい…」

「日曜日は二人きりになるから うん そうしよ?
 でも、そうすると 明日 誰にだっこしてもらうの?」

「ゆみちゃん」

「やっぱり おばさんに…」

「それがいいかなと…」

「わたしだけだもんね 胸膨らんでるのって」

「胸に頭当ててるから うん」

「わたしにだっこされててきもちいいんだよね」

「うん ほんとは くみこちゃんにだっこされていたい」

「もう…日曜日にしてあげるから それじゃ、しおりちゃんもいるから」

「あ うん またあした」

「あしたね」

句美子はおさむとのLINEを終わらせると
詩織の方に顔を向ける

「明日はおばさんにだっこになるのね」
「ゆきちゃんが不機嫌になるのが怖いというのがあるからね」
「それにしても くみこちゃんには
 なんでもいうのね」
「ゆいちゃんにもだと思うけど
 わたしにも心許してくれてるからね うれしい」
「だっこで胸の感触楽しんでるの?」
「それはあると思う うん」
「そっか わたしはまだないし…」
「だっこしたい?」
「したい こないだ ちょっとだけしか
 してないし…」
「明日 おばさんと相談しよう?」
「おさむくんは おばさんに頼んだよね? いいの?」
「おさむくんにも聞いてみてからだね」
「うん だっこ以外だと…膝枕?」
「そうだね 膝枕の方が喜びそう わたしとゆいちゃん以外なら」
「やっぱり 胸なのね」
「でも 膨らんでるのが好きだけど大きいのは嫌いみたいだから」
「そうなの? 大きくない方が好きなの?」
「おさむくんは そんな感じ」
「そっか 男の人って大きい方が好きなんだとばかり
 思ってたから」
「おさむくんはむしろ逆だから
 ただ、ぺったんこよりはある方がいいのはたしかかも」
「くみこちゃんはブラ…まだだよね?」
「うん まだ付けてない…もう少し膨らんだら
 つけないとだめなのかな」
「男子達から…えっちな目でみられるのはいやでしょ」
「そりゃ、いやだよー うん」

詩織は時計を見る

「4時過ぎちゃってる」
「5時過ぎたら わたしは台所に立つから
 それまでならいいよ?」
「ありがと」

詩織と句美子は5時近くまで
会話を楽しむと

「さて、そろそろ帰るね」
「うん 明日はゆいちゃんちで」
「そう言えば わたしカチューシャだけど
 くみこちゃんもカチューシャつけたりすることあるの?」
「うーん 持ってるものが少ないから
 小さめのヘアピンがほとんどかなぁ」
「ゆいちゃんはツインテール さゆりちゃんがポニーテール」
「そうね ゆきちゃんは…とくになにもしてないよね メガネかけてる程度で」
「うん それでわたしとくみこちゃんは…」
「被ることある場合あるね しおりちゃんがカチューシャなら
 カチューシャさけるつもりだから」
「似合ってるのに? もったいないよ」
「おさむくんに会うとき以外しないことにするね」
「あ…おさむくん カチューシャも好きなんだよね」
「うん だから5人ともすきみたい 髪型とか 体型とか」
「そっかぁ わたしも振り向いてくれるのかなぁ」
「いじめたりしなければだいじょうぶだよ?」
「がんばる うん それじゃ、またあした」
「うん あしたね しおりちゃん」

そして詩織は自宅へ帰っていくのだった


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