投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

月灯り
【寝とり/寝取られ 官能小説】

月灯りの最初へ 月灯り 53 月灯り 55 月灯りの最後へ

時が満ちる-1

 男の挿入によって、妻が歓喜の声を上げた。男のそれは大きくない。男はいつものように若いというわけでもない。それだけに、私は言いようのない惨めさに襲われることになった。若い男や巨根の男には抱いたことのない激しい嫉妬のようなものを抱いた上に、目の前で妻に挿入する男が憎くなったのだ。不思議な感覚だった。
 妻の声は男の動きに応じて、ますます激しいものに変わって行った。
 私はこの三人の中で最下層の人間だという気分になった。私は二人の足元に回り、妻の長く細い両足の間に身を沈めた。さっきまで男が見ていたのと同じ光景を、今、自分が見ていると思うと、さっきまでの男と自分の立場までもが入れ替わった、と、そう思えた。妻が愛しているのは見知らぬ男であり、私は、その二人の奴隷のようなものに違いない、と、そう思えてきたのだ。ちょうど、その時、妻が「催してるの、上にさせて、抜いてはダメよ」と、男に言った。
 催している。私は心臓に痛みを覚えた。鼓動が激し過ぎるのだ。この年齢にして、こんな激しい動揺をさせらることになるとは思わなかった。膝が震えた。ついに、あの時が来たのだ、と、そう思った。
 男は私が想像していた以上にセックスに慣れているようで、それを入れたまま上手に妻との体位を入れ替えた。
「アナタ、来て」
 妻が左手で男の頭を押さえ右手で私を呼び込んだ。まるで主人の命令に従順な犬のように、私は妻の顔の横に自分の顔を寄せた。男は妻によって、私のいる方に顔を向けられていたので、三人は、そこで顔を突き合わせるような形になった。
「アナタ、本当にいいのね。私、さっきから我慢していたから、少しゆるくなっているかもしれないのよ。口に入れたら、そのまま喉に流れて込んでしまって、それを出すなんてことが出来ないのかもしれないのよ。いいのね。本当にいいのね」
「奥様。私が、私が食べます。どうかご主人には、そんなことさせないでください」
「ダメよ。食べるにしても、主人が先、当然でしょ」
 妻は男の下から男の両頬を左右の掌で挟み、まるで、飼い犬を諭すかのような仕草で、そう言った。私は、今度は、急に誇らしい気分になった。妻の羞恥の結晶、秘密の全て、それを食べる権利は自分にこそあるのだ、と、そんな気分になったのだ。不思議なものだ。そんなことが何の誇りになるというのか分からないというのに、私はそれが誇らしく思ったのだ。
「さあ、アナタ、私、もう、我慢が限界にきているの。お願い。これ以上、苦しませないで」
 私は妻の尻に回り、両方の肉を両手で開き、男のそれが挿入されている、まさに、その上にある蕾に舌を合わせた。
「舐めなくていいの。もう、限界だから、口を開いて、ああ、アナタ、出すわよ」
 私が口を開けて、その蕾を包むと、今度は男が歓喜の声を上げた。同時に妻の蕾の内襞が舌に触れた。舌は不慣れた感触をそこに感じていた。幽だが苦味が伝わった。


月灯りの最初へ 月灯り 53 月灯り 55 月灯りの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前