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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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佐久間亨の憂鬱Bー番外編-3

理央は木綿子に向かって深深と頭を下げる。

「あ、いや……気にしないで、本当…。み、みんなも……ここだけの話で……内緒にしてもらえると、助かります」

木綿子は周りに向かって言う。
そして、理央の方を向くと恥ずかしそうに口を開いた。

「そ、それに……おじが、そんな風に言ってくれてたなんて嬉しい」

「はは、マジですよ。おじさんだけじゃなくて、おじーちゃんも、遠月さんのお母さんのことすごく大事にしてたみたいだね。

遠月さんのお母さんと、亡くなられたお父さんが子供が出来たって、遠月さんのおじーちゃんに頭下げに言ったら未婚の女性に何てことしてんだって、お父さん、怒られたんだって。それで、うちの家に入ってくれますか、って、おじーちゃんのほうが、お母さんに頭下げたって」

「え………知らなかった」

「遠月さんが優しいのは、もちろんお母さんもだと思うけど、お父さんも、周りの人も優しかったからなんだろうね。だ、か、らー」

ぎゅぅうっと理央は木綿子の体を抱き寄せた。

「僕だって遠月さんにエッチなことしたことないのに、あいつ許せないっっ」

「いや、お前がいちばんセクハラしてるぞ」

理央の位置の斜めから、苛立つ亨の声が聞こえてくる。
周りがドッと笑った。






「ーー俺、何も出来なくてすみません」

「え?」

飲み会を解散したあと、木綿子は人目を気にしつつ、亨と一緒にタクシーで亨の自宅に帰ったのだった。

亨の家のソファーに二人並んで座り、一言目に亨が言った言葉はそれだった。

「触られてる時、キレそうで、手が出そうになって隣に座ってる中村さんに止められて……佐藤がアウティングしたこと、謝ってたけど、あんな風に的確に怒ること、俺ならできなかったから」

「佐藤くんが冷静だったのは、相手があたしだったからでしょ。あんな風に扱われてるのがあたしじゃなくて、中村さんならもっと激昂してたわよ」

ふふっ、と笑って左手で亨の頬を撫でる。

「佐藤くんに抱きしめられても嫌な感じしなかったの、すごいなと思った。僕は遠月さんとエッチなことしたことないのに、って言ってたけど、全然下品じゃないっていうか。だからこそ女の子、子供っぽいこの人がセックスしたらどんなになっちゃうんだろって想像しちゃうのかもね。モテる理由、顔だけじゃないんだろうな……」

木綿子は亨の左肩に頭をちょこん、と乗せる。
理央の話をしながらも、木綿子は亨に甘えるような仕草をする。

「露骨な下ネタとかは言わないし。色んな女の子としてるから、特定の誰かに固執する必要ないんでしょうね」

「ふふ。じゃあなおさら、中村さんがいい女だってことだよね」

「理央にとってはそうなんでしょうね」

「あら?佐久間くんにとっても、じゃないの?」

木綿子が上目遣いで尋ねる。


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