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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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どうして ゆいちゃんに聞かないと決定権ないの?-1

橘家 居間
優依、句美子、幸子、小百合、優美、優花が
揃って話を始める

「それで ゆきちゃん」
「うん さゆりちゃん 寂しそうだったから」
「さゆちゃん ほんと?」
「うん しおりちゃんは あの男子と仲良くなったし
 くみこちゃんは毎週土曜日 どこかに出かけてるし…」
「あ…土曜日 久保田さんとこにいってる」

句美子はそう言う

「それで時間あるときも
 一人の時増えていたから」

小百合の言葉に
優依と句美子は悪いことしたなぁって思い

「さゆちゃん」
「さゆりちゃん」
「「ごめんね」」
「あ ゆいちゃん くみこちゃんが謝ることじゃ…」
「わたしがくーちゃん引き込んだから…」
「そして土曜日ずっと予定入れたわけだし」

優依と句美子はそう言う…

「それで学校でゆきちゃんに
 ちょっと聞いたけど ゆきちゃんのおじちゃんって?」
「あ うん おさむくんね
 両手使えないのと喋れない人」
「え? どうやって会話してるの?」

句美子は携帯を取り出すと
おさむにLINEする

「おさむくん ちょっといい?」

「うん? 始業式終わってるよね?」

「いま ゆいちゃんとこ ゆきちゃんが一人
 おさむくんのことばらして…」

「え?」

ここまでやりとりをしたあと
句美子は小百合に携帯の画面を見せる

「だいたい こんな感じ
 わたしはLINEでやりとり出来るけど
 直接会ったときはパソコンの画面とか
 足で書いたのを読み取ってる」
「くみこちゃん いつの間に携帯?」
「あ うん バレンタインのあとだから
 2月下旬にかな」
「そうだったんだ 喋れないだけで会話は
 手段があれば出来る人なのね」
「うん そう」
「どうして ゆいちゃんに聞かないと
 決定権ないの?」

小百合は優依と幸子を見ながら聞く

「いろいろ いえないことしてるから…」
「え? でも、ゆいちゃんのお母さんもいるよね?」
「あ うん わたしも旦那に言えないことしてるから…」
「え? え?」
「それで…さゆちゃんはおさむくんにあって
 どうしたい?」
「土曜日とか日曜日 話し相手とか遊び相手とか
 くみこちゃんと一緒にいれたらなって」
「そっか… ちょっとまってね」

優依は句美子と一緒に客間に移ると

「くーちゃん どうする?」
「とりあえず えっちはなしで話し相手なら
 おさむくんも困らないと思う?」

句美子はおさむにLINEで

「えっちはなしで話し相手として
 紹介するならこまらない? いま ゆいちゃんと会話してるけど」

「会話だけなら うん ゆいちゃんは?」

句美子はおさむのDMをみたあと
優依にそれをみせる

「わたしも…とりあえず会話してみてからだね
 えっちなことはさゆちゃん次第?だし」
「じゃ、ゆいちゃんもわたしと同意見って伝える?」
「うん」

句美子はおさむにその旨を伝えると
おさむも了承するのだった

そして二人とも居間に戻ると

「さゆちゃん おまたせ」
「あ ううん」
「とりあえず、会うのはおさむくんも承諾してくれた」

そこで句美子は携帯で時間を確認する
まだ2時…

「おばさん 時間ある?」
「あ うん 4時過ぎまでは暇だから」
「じゃ、みんなでいきます? ゆきちゃん送り届けるついでに」

句美子は提案する

「そう言えばさゆちゃんの弟って」
「うん 5歳 ゆかちゃんと同い年」
「優花」

優依は優花を見ると

「うん しんちゃん? いつもあそんでるよ」
「優花 ちゃん呼びなんだ…」
「うん」
「変な遊びしてないよね?」

優美はとっさに優花に聞く

「えへへ」
「ゆかぁ…」
「だいじょうぶだよ ゆきおねえゃんみたいにいじめたりしてないから」
「え? ゆかちゃん どうしてわたしを」
「おじちゃんいじめていたの だれ?」
「あ…うん わたし」
「そういうことはしてないからっていみ」
「なるほど」
「さゆちゃん 弟の様子は?」
「うーん いたって普通かなぁ ゆかちゃんなにしてるの?」
「普通と言うことなら優花も変なことはしてないはず たぶん…」

小百合はよくわからない表情になったまま
優依と優花を見る

「とりあえず、おさむくんのところに」

優依は話を終わらせて移動を促すのだった


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