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俺だけの最強彼女
【青春 恋愛小説】

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俺だけの最強彼女A-4

「ぁん!はぁん、あぁ…」
そのうち咲希も快感を搾り取ろうとするかのように腰を揺らし始める。
しかしそれによって咲希の限界はかなり早まる。
「あぁっ!た、く…もぅ…も、だめぇ…あん!」
だめと言ってる割に揺れる腰は止まらない。
「あ、あ、あっ!あぁん!やぁ、も…っあー―!」
びくびくっと震えて一気に脱力感が咲希を襲う。
「っ、はぁ…ふっ!」
拓真の上に倒れこむ咲希を抱き締め拓真は体を入れ替え正常位に戻す。
「っ!あぁ!や、もぅ…だめぇっ!」
イッたばかりで敏感な体を突き上げられて咲希はただ喘ぐしかできなかった。
「あっ!あん!たぁ…ね、拓真、好きぃ」
ギュッと拓真に抱きつきキスをせがむ。
滅多に好きとか言わない咲希の愛の言葉に拓真の動きはは更に激しさを増す。
「んんっ!ふぁっ!また、イッちゃ…」
「咲希、一緒…イこ」
「あっ!や、また、くるっ!あぁ、も…イくぅ!」
「っく…!!」
ギュッと締まった咲希のナカに拓真は我慢できずに欲望を吐き出す。
「はっ!ふぅ…んっ」
しばらく抱き合っていると咲希はいつのまにか寝てしまっていた。
しばらくすると咲希の携帯にメールが入った。
「咲希、ちょっと起きて」
「んー、なにぃ?」
「はい、メールきたよ」
咲希に携帯をわたすとしばらく眺めて拓真に渡す。
「読んでみて…」
携帯をみるとメールは咲希の母親からだった。
『今日急に夜勤入っちゃったから帰れません。千葉さんと一緒だから拓真君の家に泊まり行っちゃえば?(笑)パパも病院泊まりらしいから大丈夫よ♪』
「咲希のお母さんっておもしろい人だねぇ」
笑いながら言うと今度は拓真の携帯が鳴る。
「ん?今度は俺の母親からだ。」
『今日川村さんと夜勤だから、咲希ちゃん家に泊めたら?女の子一人よりかは安全でしょ?ご飯は何とかしてください。じゃあね
P.S 咲希ちゃんに狼にだけは気を付けるように言っといて』
「…はぁ」
いつもながらな母親の言動に拓真は呆れる。
「どうかした?」
「見る?」
はい、と携帯をわたすとしばらくしていきなり笑いだす。
「あははははっ!おもしろい〜!」
「ごめんねこんな母親で」
「いやいや、キャラ良すぎだよ。ってかもう食べられちゃったね〜(笑)」
「コラ!女の子がそんなこと言っちゃダメです。」
「ははっ!拓真が狼なら私はなんだろね?赤ずきんちゃん?」
「ん〜、そんなキャラ?咲希はもっと強そうだよ」
「じゃぁ、何?…女王さまとお呼び?とか」
「そりゃ、似合いすぎるからヤメテ」
「何か、言った?(ニコ)」
やっといつも通りの咲希に戻った。
拓真は壁にもたれ掛かって座ると咲希も引き寄せ後ろから抱き締めた。
「咲希ごめんね、心配かけて」
「ううん、私こそ勘違いしてごめん」
こうして2人の喧嘩は幕を閉じたのだった。

おまけ
「咲希、今週末ゴハン食べ行こっか。折角の誕生日だしさ。」
「え…うん!ありがとう」
「どういたしまして。俺はずっと咲希だけだから。」
「うん。私も拓真がいないとダメみたい。ずっと一緒にいてね。」
「当然!大好きだよ。」

結局ラブラブな2人であった。


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