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俺だけの最強彼女
【青春 恋愛小説】

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俺だけの最強彼女-1

俺には恋人がいる。名前は咲希(さき)。
めちゃめちゃ可愛い学校中のアイドル的存在。
ちなみに俺の名前は拓真(たくま)。
いたってフツーの超凡人である。
しかし俺たちはまわりも認めるラブラブカップル。
だがそんな俺たちにはある秘密があった。


ある日の放課後、俺は咲希を送って家まで行った。
「拓真、今日親いないからあがって?」
「あぁ…」
そう言うと俺は咲希の家に入った。
そして俺が靴を脱いでいると、ドンッ!という音がして咲希の鞄が隣に落ちてきた。
「持ってきて」
そう一言いうと咲希は部屋に行ってしまった。

これこそが俺達の秘密。咲希は俺の前(二人っきり限定)だと超ワガママなのだ。いやワガママの度を超える。ここまでくるともはや何かのプレイじゃないかとすら思えてくる。

「拓真ー?まだぁ?」
「はいはい、すぐ行く。」
俺は横にあった咲希の鞄と自分の鞄を持ち急いで咲希の部屋に向かった。
「遅い。」
部屋に入るなり飛んでくる咲希の罵声。
「すいませ〜ん」
ふざけたように言った一言が咲希の怒りに触れたらしい。
「はぁ?誰に向かって言ってるの?」
こうなると何を言ってもムダだ。言うだけ火に油になってしまう。
「そう言えば拓真さぁ、今日学校で私に偉そうな態度とったよねぇ?」
「いや…あの、別に…」
「学校なら勝てるとでも思ったの?」
「いえ…」
「次やったら本当にキレるよ?(ニッコリ)」
最後の笑顔が恐い。
「…はい。」
素直に従う自分も情けない限りだが、今の咲希に勝てる人がいるのなら見てみたい。
「許してほしいの?」
床に正座してる俺をベットの上から見下ろしながら咲希が言う。
「許してほしいです」
こんな時は素直に従うに限る。昔抵抗して半泣きまで追い詰められたことから学んだ俺の教訓だ。プラス可愛さがあればなお良い。
「じゃあ、何かしてもらわないとねぇ」
にやりと笑う咲希。何かを企んでいるらしい。
「何でもするよね?」
コクコクッと頷くと咲希が足をこっちに向ける。
「脱がせて。」
誘うような目で言う咲希に俺はもう酔っている。
ゆっくりと口で靴下を脱がす。
そして一旦立ち上がり咲希を抱き締め口付けた。絡み合う舌の感触が心地いい。ゆっくりと唾液を味わい舌を吸い自分の唾液も相手に流し込む。
名残惜しげに口を離すと銀の糸が二人を繋いでいた。それを見てかすかに頬を赤らめる咲希。その顔が可愛くてもう一度キスする。今度は軽いキスを。
そして手を腰に回してブラウスのボタンも口で外していく。
上目遣いで咲希を見ると女王様のような笑みを浮かべこっちを見ている。その艶美な表情が俺の欲情を駆り立てる。
(早く抱きたい)
もう頭の中はそれだけで、口しか使えないのがもどかしく、乱暴に服を剥ぎ取った。
ようやく下着だけにすると咲希の声が俺を制す。
「まだ触っちゃダメよ!いいっていうまでキスしかだめ。」
もう我慢できない俺にその言葉はキツすぎる。でもここで逆らうとオアズケを食らうに違いない。
どうしようかと頭を巡らせているとイイ考えが浮かんだ。
「キスも…だめ?」
熱っぽい視線を送りながら聞くとキスだけならという条件で許可がおりた。


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