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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 綾 7-1

月曜日の夜
学校から帰宅して
居間にやってきた綾に恵美子が声をかける

「あやちゃん おかえり
 宅配届いてるよ」
「うん? どこから?」
「密林から おそらくおさむが注文したもの」
「おじちゃんが…? ホワイトデーと誕生日?」
「そう言えば…あやちゃん 今月だもんね」
「うん ありがと ご飯食べたあとであける」
「そこに置いておくね」

綾はご飯を食べたあとに
近くにおいてあるダンボールを手に取り
あけていくとプレゼント用の梱包がされている
なにかが出てきた

(おじちゃん プレゼント用にするとか
 うれしい 中身なんだろう?)

梱包をあけていくと

「あ…」

思わず声が出た
その声に近くにいた母親達がそれを見ると
母親が呟く

「ネックレスだね」
「ハート型で宝石も? アクアマリン」

綾がそう言うと
母親は

「あ なるほど 3月の誕生石 アクアマリン
 おさむくんって…そういうところを気にするのね」
「誕生石?」
「うん 月ごとに宝石が決まってるの
 4月はダイヤモンド 幸子の7月はルビーといった感じに」
「だから3月24日のわたしはアクアマリン?」
「そういうこと」
「そうなんだ そう言うこと興味なかったから…」
「デザイン的にかわいいよね これ」
「うん 似合うのかな?」
「付けてみたら?」

母親がそう言うと綾からネックレスを受け取り
綾の首につけてあげると

「ちょっと待ってね 鏡持ってくるから」

鏡を取りに行き持ってくると
綾の姿を鏡に映して綾に見せる

「これがわたし?」
「顔は可愛いんだから似合うよ うん」
「ありがと お母さん」

そこに2階から幸子も降りてきて

「おねえちゃん おかえり
 そのネックレス…」
「あ これ 誕生日プレゼント」
「おじちゃんから?」
「うん」
「そ、そう…」

綾は幸子が不機嫌になるのを察すると

「わ、わたし おじちゃんとこに
 お礼してくる」

そう言い、その場をあとにして
おさむの部屋にいき

「ただいま ありがと ネックレス」

綾の声にふりむくと足で書く

よろこんでくれてよかった

「うん 誕生石とかわからなかったけど
 3月だからアクアマリンなのね」

うん なにあげたらいいかなやんだけど
たんじょうせきのなにかにしたかったから

「誕生石とか考える人なんだね」

7がつはるびー…

「幸子とゆいちゃん…どっちもだね」

うん

「さすがに同じものは避けたいし
 悩むよね ふたりには」

ゆいちゃんが1ばんだとしても

「そうね ともかく…ホワイトデーのお返しと
 誕生日プレゼントありがと」

うん つかれてるだろうから そろそろ

「うん ごめんね 全国大会近いから余計に」

けがにきをつけてね

「うん ありがと それじゃね」

おさむの部屋をあとにして
居間に戻ってネックレスのケースに
ネックレスをしまうと
自室に戻って机の引き出しに大切にしまいこむ綾だった

(アクセサリとか貰うのもはじめてで
 なんか不思議な気分
 おじちゃん ありがと)


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