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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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もう探らない-1

翌朝、華英が出署すると、若菜と白澤がまるで華英を待ち構えていたように、その姿を見るや否や歩み寄って来た。
「華英ちゃん、あとマギー、ちょっといい?」
森山と打ち合わせをしていたマギーは一体何だろうと言った表示で、はい、と答えて会議室に入る。
「まぁ座って?」
華英とマギーが隣同士に座り、対面して若菜はと白澤が席につく。正面から若菜の顔を見てふと思った。
「上原さん、寝不足ですか?」
いつもは無駄に生き生きしている若菜だが、少し疲れているように見えた。
「ん?あ、ああ…、いやぁね、昨日俊介がやる気マンマンでさー、寝かしてくれなかったのよぅ♪」
朝からの下ネタはいつもの事だが、今日はどこかキレがない。それが嘘だと言う事はすぐに分かった。
「そ、そうですか。」
あまり深く追求すべき空気ではないなと思ったマギーは話を流す事にした。が、そんな配慮を全く気にしない若菜。
「あー、嘘だと思ってるでしょ!?見栄張ってるって思ったよねー!?」
「い、いえ…」
「私、まだまだ体力あるし!一晩ヤリまくっても何て事ないしー。何なら1日中ヤッたってまだヤリ足りないぐらいなんだからー。」
「そ、そうでしたね…(め、メンドクサイ…)」
あ、メンドクサイって思ったでしょ!と返ってくるかと思ったが、そう返して来ない所を見ると、若菜もそこまで無駄話を長引かせるつもりはないんだなとマギーは察した。

若菜はすぐいつになく真剣な表情に変えた。
「捜査態勢の変更をするわ?マギーと森山君は続けてペアを組んで捜査に当たってね?そして私と白澤さんと華英ちゃんは一緒に捜査に当たる事にしたわ?」
「えっ?」
若菜が白澤とのペアに加わる事に驚いた華英とマギー。若菜が本格的に捜査に加わるとは思わなかったからだ。
「ぶっちゃけ言うわ?私は華英ちゃんが渡辺さんの復讐を諦めてないんじゃないかと心配してる。華英ちゃんは渡辺さんの復讐心を誰にも悟られないように心に秘めて捜査してる。そんな探り合いはもう止める。いくら押さえつけても大事な人を奪われた復讐心は決して消えない事は私が1番知ってる。犯人を見つけて復讐したいならそれを腹を割って話す事にする。私も何も隠さない。復讐するしない関係なしにまずは犯人を追う。私と華英ちゃんと白澤さん、 3人がチームとなり、全てを曝け出して本音で向き合って事件を解決する。そう決めたから。」
若菜は華英を真剣な眼差しで見据えながらそう言った。


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