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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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ゆいちゃんならいい…-1

翌日 午後2時頃
おさむの部屋に優依、幸子、優美、句美子が
集まっていた

「優花はおいてきたよ 旦那に預けて」

最初に優美が言う

「ゆかちゃんいないのは そう言う理由なのね」

おさむがタイピングで書くと
優依が語りはじめる

「もう みんな知っているとおり
 わたし おさむくんと最後まですること
 白紙に戻すことにする」

ここで話を区切り
おさむの方を見る優依
おさむの方もあきらめた表情になっている

「おさむくん そんな顔しないで
 わたし あなたのこと嫌いになったわけじゃないよ?」
「ゆきちゃんのためでしょ」
「うん そーなるね」
「昨日 あやちゃんとゆきちゃんで話もした」
「え?」

優依は幸子の方を見て
確認を求めると幸子が話し始める

「昨日 くみこちゃんいたときに
 ここに来てすぐ2階にあがったけど
 ずっと泣いてた」
「そ、そう」
「ゆきちゃん…」

優依と句美子がぽつりと呟く

「それで7時過ぎまで泣いてて
 お母さんが心配してきたけど
 ご飯もいらないっていったから
 おねえちゃん 帰宅後に部屋に着て
 色々話してお風呂も入れられたあとに
 この部屋に連れてこれて3人で会話」
「そうなのね」

句美子が言う
優美はと言うと…

「昨日 おさむくん LINEもみてないでしょ?」
「ゆきちゃんとあやちゃんとの会話終わったら
 さっさと寝た」

おさむの回答を見て
優美も優依も

「おさむくん もしかして なげやりに?」
「おさむくん…」

優依の指摘にうつむくおさむ

「そっか…それってわたしが白紙にしたから?」
「もっと 最悪なこと考えてた」

おさむの返答にさらに驚く優依

「さいあくなこと?」
「ゆきちゃんのために白紙でしょ?」
「うん」
「わたしがおじちゃんの童貞を
 誰にも渡したくないとか
 たとえ ゆいちゃんに譲るとしても
 ゆいちゃん ゆいちゃんになってる状態に
 いらいらするといじめる可能性あるからって言っちゃって
 それを受けておじちゃん」
「おさむくん 何考えたの? ねぇ?」

優依も焦りだしておさむを問いただす

「ゆきちゃんが この状態だし
 誰ともしない選択肢も」
「え? 誰ともしないって
 それはだめ おさむくん いい? だめだよ?」

焦りながらおさむに言う優依

「他にも…うちがゆいちゃん ゆいちゃん
 あと…くみこちゃんにあまえていると
 ゆきちゃんいらいらするって言うし」
「「ゆきちゃん ほんと?」」

優依と句美子が幸子をみながらいう

「ごめんなさい ごめんなさい」
「それを受けておさむくん 何考えたの?
 わたしがどうするって思ったの?」
「おさむくん わたしの場合はゆきちゃんがいらいらしても
 甘やかすのはやめないけど?」

優依は焦りながら言うのと
句美子は反対に気にしないで甘やかすという

「ゆいちゃん ゆきちゃんのためなら
 うちを全部拒否する可能性を考えてた」
「え? 全部拒否? おさむくんをわたしが?」
「ゆいちゃん依存 ひどいのしってるでしょ?」
「あ うん いやなことあると わたしに甘える」
「ゆきちゃんがゆいちゃんに甘えること自体にいらいらして
 いじめが酷くなるでしょ?」
「あ…そっか だから…わたしがおさむくんを
 拒絶するとかんがえた」
「うん」
「おさむくん…」

優依はおさむに近づき
おさむの顔を胸の辺りでぎゅぅっと抱きしめる

「ばかだね ほんと そんなことしないから
 安心して…それにわたし依存が酷いのに
 わたしが拒絶したらどうするつもりだったの?」

優依がそう言うと
幸子が口を開く

「おねえちゃんがゆいちゃんに伝言」
「え? あやおねえちゃん」
「もし、全面拒絶をするならわたしが貰うよって」
「あやおねえちゃん…」
「あのぅ…ゆいちゃん わたしもいい?」
「うん なに くーちゃん」
「もし、ゆいちゃんがそれをやったら
 わたしもあやおねえちゃん同様にするから」
「あ………」
「わたしがゆいちゃんの代わりということも忘れないでね」
「う、うん でも、心配しないで
 たとえ ゆきちゃんがいらいらしようが
 そこまでするつもりないから いい? ゆきちゃん?」
「え…」
「いらいらしていじめたら
 わたしやくーちゃんがその分
 何倍も甘やかすよ?」

優依の言葉におさむは泣き出す…

「また泣く…」


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