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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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句美子とおさむの様子と優依への通話-3

「ううん もし無理矢理なにかされたら
 わたし嫌いになるから だからおさむくんがいい」

なら よかった
ぜんぶ くみこちゃん まかせにしたい

「え? おんなのこまかせがいいの?」

うん だめ?

「おさむくんって…かわってるけど
 わたしとしては安心出来る
 わたしがしたいようにしていいんだよね」

うん いじめないで

「心配しないで いじめないから」

こんな会話をしていると
時刻が4時ちょっと前になった
玄関から幸子の声が聞こえてきた

「ゆきちゃん帰ってきたようだね」

そろそろ かえるじかん
ありがと

「うん いろんなこと知れたし…」

扉がひらくと幸子が

「おじちゃん ただいま くみこちゃんも」
「あ ゆきちゃん おかえり」
「だっこしたんだね」

びくっとするおさむ

「おさむくん まだこわい? ゆきちゃん…」
「おびえさせてしまって ごめんください
 わたし もういくね くみこちぉかはそろそろ帰る時間だよね」
「あ うん」

幸子は悲しそうな顔して
扉から出て行き2階へあがっていくと
句美子もおさむにきく

「いいの? いまのままだと ゆきちゃん」

うん まとまったじかんほしい
ゆいちゃんいるときに

「さすがにわたしひとりだと…心細い?」

ごめんなさい

「ううん ちゃんと話さないとね 明日
 ゆいちゃんひまなのかどうか聞いてみる?」


24までじかんないんじゃ?

「確認してみましょ? はやめにしないと
 ゆきちゃんもつらいだろうから
 ちょっと待ってね おばさん聞いてみる」

句美子はLINEから優美に通話をする

「くみこちゃん どうしたの? LINE通話って」
「あ いきなり ごめんください
 ゆいちゃんに確認したいから
 ゆいちゃんいる?」

優美は携帯を耳に当てつつ
優依の居場所を確認すると
ちょうど洗面所にいたようだった
優依に自分の携帯を渡すと

「くみこちゃんから」
「え?」

携帯を受け取り

「もしもし どうしたの?」
「ゆいちゃん ごめんね 明日 時間作れる?」
「明日は日曜だから時間はあるけど」
「ゆきちゃん今帰ってきて やってきたの」
「うん おさむくん おびえてた?」
「うん そう それで悲しそうな顔して出て行った
 今の状態だとまずいと思って
 LINEから通話したの」
「ありがと くーちゃん
 きっちり話し合う必要あるって
 わたしも感じてる
 学校でゆきちゃんと会話して
 わたしとの最後までのエッチ白紙にさせるつもり」
「え? 最後までのエッチ白紙?」

句美子の言葉に
おさむは泣きそうな顔になる

「わわわ おさむくんなかないで」

慌てる句美子の声が
優依も通話越しで聞こえる

「くーちゃん おさむくんに伝えて」
「うん」
「わたし 嫌いになったわけじゃないから
 明日 ちゃんと説明するから」

句美子はそれをおさむに伝える

ゆきちゃんのため

おさむの空書をよむと
句美子も

「たぶんね」

おさむだけに聞こえるように言う

「ゆいちゃん 明日 何時がいい?」
「午後でいいかな」
「わかった 1時前にゆいちゃんちにいくから」
「うん お母さんにつたえとく」
「それじゃ、通話きるね」
「うん」

くみこちゃん

句美子を呼ぶおさむ

「うん?」

けいたい かつようしてる

「あ とっさに べんりだね」

うん
あしたね

「うん そろそろ行くね」

おさむを部屋に残し
玄関口に行くと恵美子が句美子に声かけてくる

「くみこちゃん ありがとね
 あの子 めいわくは?」
「ううん おとなしかったから」
「それならよかった じゃ、送るから
 自転車を車につむね」
「あ わたしも手伝います」

句美子は自分が乗ってきた
自転車を恵美子とふたりで車につんだあと
句美子は助手席に乗り込むと
恵美子が運転する車が発進する


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