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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 句美子 2-1

草摩家 居間
句美子と両親が会話していた

「句美子 携帯契約 金曜の夕方に行こうと思うけど
 だいじょうぶか?」
「あ うん 金曜はとくになにもない
 というか わたしだいたいひまだから…」
「そっか で、iPhoneにするとは思うけど
 どういう使い方したい?」
「うーん 電話はあんまり使わないはずだから
 データ通信中心の方がいいかな
 メールやLINEしかいないだろうし」
「わかった キャリアメールのメールアドレスとかは
 句美子が決めないとだめだから
 店員に聞かれたときに伝えなさい」
「うん ありがと あと液晶保護フィルムとかも
 お店で貼ってくれるの?」
「あ きいてみるよ」

そして
金曜夕方 句美子と句美子の父親が近くの
電話ショップで携帯契約をすすめているのだった

「当店でのiPhoneの在庫はこちらになりますが
 色とかいかがいたしましょうか?」
「13だと…緑色もあるんですね」
「はい カラーバリエーションは豊富になってますね
 緑でよろしいでしょうか?」
「はい」
「契約プランは…いかがいたしましょうか?」
「電話はあまり使わないと思います」
「それでは ギガ使いたい放題プラン辺りで」
「はい」

こんなやりとりを何項目もして

「キャリアメールの設定は
 メールアドレスをこちらに記入していだければ…」

店員にそう言われ
句美子が記入していく

「アップルIDはキャリアメールのアドレスでよろしいでしょうか?」
「はい」

そうあこうして
釉薬契約と購入手続きが完了すると
句美子の父親が店員に

「あのぅ…液晶保護フィルムは貼って貰えますでしょうか?」
「はい こちらになりますが 代金を精算していただいたあとで
 作業をいたします」
「ありがとうございます」

そしてすべてすませたあと
帰宅していくふたりだった

「お父さん ありがとう」
「あ うん パソコンの知識あれば
 パソコンの方が安心だったんだけど わかんなくてごめんな」
「ううん それで お父さんとお母さんのLINE
 登録させて」
「あ そうだな」

句美子と両親はそれぞれLINE交換すると
句美子は時間を確認する

「まだ7時前 ちょっと…ゆいちゃんの家にいっていい?」
「あ あまり遅くまでいないようにな」
「あ うん すぐ戻るから」

携帯を持って優依の家に行き

「ごめんください」

句美子の声に優美が玄関口にやってきた

「くみこちゃん どうしたの?」
「あ おばさん ちょうどよかった」
「え? わたしに用?」
「うん おさむくんのLINEID教えて貰いたくてきただけだから」
「あ 携帯契約終わったのね」
「うん これ」
「よかったね ちょっと待ってね」

優美はズボンの右ポケットに
しまいこんである携帯をとりだして
LINEを確認

「あ くみこちゃん わたしと交換して
 DMにおさむくんの奴おくるから」
「あ はい」

句美子と優美がLINE交換し
優美から句美子にDMでおさむをわたす

「おばさん ありがと 急に押しかけてきてごめんなさい」
「あ ううん それは大丈夫」
「それじゃ、わたし戻ります」
「うん あ 明日ついていかなくていいの?」
「はい だいじょうぶです」
「そ、そう…」
「おやすみなさい」
「うん おやすみ」

句美子が家に戻りながら

(おばさんには悪いけど ふたりきりになりたいから…)

「ただいま」
「句美子 ほんとに早かったね」
「うん ちょうど おばさんがいたから」
「ゆいちゃんに用事じゃなかったのね」
「うん それじゃ、お風呂入ってくるね」
「うん」

お風呂などすませて
自室に戻ると早速LINEを開く

(操作も慣れてないから覚えていかないとなぁ
 さっき おばさんから連絡先シェアして貰った
 おさむくんのところを表示
 DM これでいいのかな?)

「こんばんは くみこです」

メッセージ入力するのも時間かかってる句美子だが

(これも慣れないと…時間かかりすぎ)

そんなこと考えていたら
おさむから返信

「え? うちのID まだ教えてなかったけど」

(おさむくん そりゃ、びっくりするよね)


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