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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 27-1

おさむが優依にメール送った数分後
橘家 優依の自室
客間に運んでいたパソコン等を元に戻して
パソコンを立ち上げてみると
メールが届いていることに気づく

(おさむくんからだね)

メールを見ていくうちに
事態が悪い方向になってることに
困惑する優依

(ゆきちゃん あなた…そこまでしちゃったの?
 わたしが孵ったあとにいじめるとは予想していたけど
 やり過ぎだよ どうするの これ
 ちょっと お母さん呼ばないと)

慌てて優美を呼びに行って
優依の様子がおかしいことに

「優依 なにかあった?」
「あ お母さん ちょっと 部屋にきて
 色々まずいことになってるから」

ただならぬ雰囲気と感じ取ると
優依の部屋について行く優美

「まずはお母さん おさむくんからのメール
 読んでいいから目を通して」

優依に言われると
優美は画面を見てメールを確認する

「え? 優依 これ どうするの?
 ゆきちゃん そこまで暴走してしまったなんて」
「私たちが孵ったあと いじめるだろうとは
 わたしは予想してた」
「うん あの様子だとそうだろうって
 わたしもわかる」
「ただ、心を閉ざすほどいじめるって
 ちょっと予想外だった」
「うん もともと おさむくん メンタル弱いけど」
「うん 弱いから10歳の子にいじめられるんでしょ」
「それで…どうするの? 優依」
「明日 ゆきちゃんと話してみるしかないけど
 ゆきちゃんも反省はしてるだろうし
 まさかこんなことになるなんて思ってなかったとは思う」
「そうね いくら叩いても心が壊れるとは思わないでしょうから」
「うん あと14日は予定変更がいいかなと」
「と言うと…おさむくんをこっちに連れてくるより
 ババロア持っていくと言うこと?」
「そ わたしとくーちゃんは学校から直接行くから
 お母さんと優花 先に行ってて欲しい」
「わかったわ こっちに来ると帰りにゆきちゃんと…だし」
「それが怖いから来たくないって言ったんだと思う」
「そうね」
「あと お母さんもくれぐれもいじめたらだめだからね?」
「え? あ うん そうよね
 わたしもゆきちゃんと同じだし」
「これ以上 おさむくんを壊したらわたし一人でどうしろと?」
「うん 四六時中つきっきりなんて出来ないし
 今回もあやちゃんがいたから回復出来たようだけど」
「もし、あやおねえちゃんの呼びかけにも反応しなかったら
 わたしにしか反応示さなくなったらどうなるの?」
「うん」
「いくら規格外の小学生しているからって
 まだ10歳 義務教育中なんだからね?」
「それは わかってるわよ」
「お母さんやゆきちゃんへの対処のために
 くーちゃん引き込んだことが裏目になったのかなぁ」
「くみこちゃんはわたしの監視のため?」
「半分はそう 半分は忙しいわたしの代わりになって欲しいから」
「そ、そう わたし信用されてなかったんだね」
「そりゃ信用出来ないでしょ LINEでいじめたり
 命令していたの 誰ですか?」
「うん わたし…」
「それでもまだ…ゆきちゃんよりは抑えが効いていたようで
 よかったけど」
「あ うん さすがに34歳だもん」
「とりあえず、今日のところはここまでかな
 あやおねえちゃんにお礼言わないとなぁ」
「明日 優花を幼稚園に送ったあとで
 恵美子さんと会話してくるわ」
「おばあちゃんもきっとどうなってるのかわからなかっただろうし
 途方に暮れていたと思うから詳しいこと聞いてきて」
「うん じゃ、優依も頭痛いと思うけど
 あまり遅くまで考え込まないでね」
「あ うん」
「それじゃあね」

優美が出ていったあと優依は一人で考え事をする

(あやおねえちゃんいたから…と言ったものも
 あやおねえちゃんも部活で忙しいし
 ゆきちゃんがまたこんな感じでいじめたら
 うーん こまるなぁ
 わたしがおさむくんのそばにいることできないんだから
 あの家で起こったことをすぐに察知出来ないし
 どうすればいいのかわからなくなる
 今回のことでおさむくんはゆきちゃんから距離おきたがると思うし
 ゆきちゃんのケアもしないと
 どうしよう ほんと…
 くーちゃん引き込んだのも間違いなのかなぁ
 ゆきちゃんからみると
 わたしだけでも強敵で
 その上 くーちゃんまでとなると
 ストレスだったんだろうけど はぁ
 とりあえず明日…)


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