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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 句美子 1-2

それを聞いて
句美子の母親が

「え? 元々のレシピってビターの方なの?」
「うん そう」
「それを苺に買えて作ったの?」
「うん」
「ゆいちゃん ずごい」
「でしょ だからわたしは自信持てなかった理由わかるでしょ?」
「あ うん ゆいちゃんみたいな子が
 近くにいたら…そりゃ、自信なくすよね」
「橘さんの娘さん そんなにすごいなんて…
 でも、その子から誘われたんだよね 今回」
「うん そう わたしをゆいちゃんとゆきちゃん側の
 グループに引き込んでくれた」
「だいじょうぶ? あの二人といると成績面で」
「うん 頭悪いから」
「自分で頭悪いとか言わないでほしいけど」
「あ ごめんなさい で、頭はともかく顔は
 ゆいちゃんやゆきちゃんと同レベルだって言われたし」
「確かに 顔は うん」
「だから明日からちょっとイメージチェンジしてみようかなと」
「どうするの?」
「いじってない髪型をとりあえず変えてみる
 左耳の上のところに髪留めとか付けたりしてもかわるでしょ?」
「あ あー たしかに」
「その辺からして見るつもり」
「そう言う指摘ってゆいちゃん?」
「ううん ゆきちゃんのおじちゃん」
「え? 久保田さんところのおじさんって…確か障害者だったよね」
「お母さん しってるの?」
「一応は…うわさとかで障害者なのは知ってる程度
 それで その人に会ったの? 今日」
「うん 喋れないからパソコンで会話したり
 手が使えないから足で書いて言いたいこと伝えるとか
 そんな感じで」
「なんか 大変だね」
「うん ゆいちゃんとゆきちゃんが関わってるけど
 それでわたしもあわせてもらえた」
「で、その人からも句美子はかわいいって?」
「うん めんくいがいうから間違いないって」
「あらら…たしかにめんくいが言うなら そうよね
 それで自信持てた?」
「うん!!」
「久保田さんところかぁ 親の俺が言うより
 赤の他人の男が言う方が説得力あるのは確かにだなぁ」
「あなた くやしい?」
「そりゃ、まぁ…でも、娘が自信持ってくれるのは嬉しい」
「でも、久保田さんところだと自由に出歩けないし
 引きこもりだよね」
「そっか 大変だなぁ」
「だから さっき お母さんにも言ったけど
 パソコン欲しいと言う件」

句美子がそう言うと
句美子の父親が母親に

「ん? どういうこと?」
「句美子がパソコン欲しいって携帯電話はむりだから
 自室にパソコンおきたいって」
「それってメールをやりたいから?」
「お父さんは理由見当ついたのね」
「あ うん 今の流れだとパソコンでメールが出来れば
 出歩けない相手にも会話できるって意味かなって」
「うん そうだけど そう言う理由だとだめ?」
「いや いいんじゃないかな 娘が前向きになってくれたんだし」
「ありがとう やすいものでいいから…」
「あ うん でも、俺パソコン詳しくないからなぁ
 どうするか 橘さんところにちょっと行ってみる?」
「あ あなた 電話してみたら?」
「あ そうか」

そして句美子の父親が優依の父親に電話してみると
それなら今から来て欲しいとのことだった

「夕ご飯は?」
「それも橘さんところで一緒に食べるって」
「え? じゃあ、こっちからもおかず持っていく方がいいよね」
「うん そうだな」


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