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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 句美子 1-1

草摩家玄関口

「ただいま」

句美子が玄関で挨拶をすると

「句美子 おかえり」

母親が顔を出して迎え入れた

「橘さんところに泊まったり
 久しぶりにゆいちゃんと遊んだんだよね」
「うん 小学校に入ってからだと
 かなり久しぶりだったと思う」
「幼稚園の時はよく遊んでいたのに」
「うん わたし 頭よくないから」
「あー ゆいちゃん それとゆきちゃんは
 ずば抜けているもんねぇ」
「うん だからクラスも離れていたりして
 遊ぶ機会もなくて」
「久しぶりと言うことだったね」
「楽しかった あと お父さん 食べてくれた?」
「句美子が作ったババロアだよね」
「さっき あの人 食べてたね」
「ほんと? よかったぁ」
「料理とかしたことないのにといってた」
「うん はじめてだし ゆいちゃんがすべて
 指示してくれた」
「え? そうなの てっきり
 橘さんの奥さんが指示していたと思ってた」
「ううん ゆいちゃん パソコンでレシピを印刷して」
「え? ゆいちゃん パソコン使えるの?」
「うん ゆきちゃんもだけど」
「ほんと 二人とも優秀だよね」
「うん わたし その中にいていいのかなって」
「うーん 今回はゆいちゃんが誘ったんでしょ?」
「うん それにわたしのことかわいいって
 自信持てって」
「あの子 そんなことまで言ったのね
 句美子は客観的に見て可愛い方だと思うし
 親ばか抜きにしてかわいいと思うから
 自信持って欲しかったからねぇ わたしも」
「そうだったんだ」
「うん」
「だからね わたしもかわいいって自覚することにしたの」
「よかったね」
「うん パソコンはいいなって思っちゃった
 携帯電話がまだだめだよね?」
「携帯は うん まだ持たせたくないから」
「うん だから携帯はあきらめてるけど
 自分の部屋にパソコン置きたいなとかは思うけど
 むり?」
「うーん あの人に相談してみるね」
「え? いいの?」
「いいもわるいも…」
「頭からだめって言われると思ってた」
「句美子 さすがにそれは…わたしたちだって
 句美子のこと考えてるんだから」
「うん ごめんなさい」
「それじゃ、居間に向かおう そろそろご飯だし」
「うん」

句美子と句美子の母親が
居間につくと句美子を見て句美子の父親が

「おかえり ババロア おいしかったよ」
「うん 食べてくれてありがとう
 苺チョコの方は心配だったの」
「甘すぎるから?」
「うん そう お父さん 甘いの苦手だし」
「あ うん でも、娘が作ったものだし
 嬉しかったから それにアーモンドで
 アクセント効いてて食べれたから」
「よかったぁ ほんとは 苺の方は
 ブルーベリーソース使う予定だったから」
「そうだったの?」
「うん それはちょっとお父さん向けには
 むりかなって」
「そっか でも、これ…橘さんの娘さんが
 考えたの?」
「あ うん ゆいちゃんが指示してた
 とくに苺は元々のレシピをみて
 思いついたらしいから」


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