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こいびとは小学2年生
【ロリ 官能小説】

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「最後」の夜〜8歳女児の「こいびと」との「セックス」-2


 とく、とく、とく。しのちゃんの胸に密着した俺の右の手のひらに、しのちゃんの鼓動が伝わってくる。右手でこのまま心臓ごと鷲掴みにできそうなほど華奢で、どんな超能力の持ち主でも胸部を見ただけでは女児か男児か見分けがつかない、二次性徴の兆しにはまだ二年ほど待たされそうな、8歳のしのちゃんの文字どおり小さな胸。

「俺もだよ、しのちゃん。俺、しのちゃんのいない生活も、しのちゃんのいない人生ももう考えられない。いつも、いつまでも、しのちゃんとこうして一緒にいたい」

 見上げるしのちゃんが、こくん、と小さくうなずく。

「俺、頑張って一日でも早く宮古島へ引っ越せるようにするから。もしそれがすぐにできなくても、休みを取ってしのちゃんに会いに行くから。だから、しのちゃんもママと一緒に宮古で俺のこと待ってて」

「うん……あたし、いいこにしてる。ママのいうこときいて、お手伝いして、ピーマンもちゃんと食べる。だから……お兄ちゃんも、早くお引越ししてきてね」

 俺は、左腕をしのちゃんの背中に回し、しのちゃんのぺったんこの胸に右手を這わせたまましのちゃんを抱きしめた。この小さなぬくもり。8歳の、まだ130cmに満たない幼い身体の、でも俺とこれまでもたくさんキスをしてきて、互いの裸を見せあって、俺を何度も「気持ちよく」してくれた、「こいびと」のしのちゃん。
 でもしのちゃんは、単なる俺の性欲発散装置なんかじゃもちろんなく、ただ街を連れ歩くだけのアクセサリーとしての「オンナ」でもない。俺を着実に成長させ、慈愛や博愛の心を養わせ、人を愛する喜びやときにそれが辛いことでもあること、でもそれを乗り越えた分愛は成長していくことを教えてくれた、心から大切な存在だ。まあそんな大げさな表現をとるまでもなく、ただひたすら「愛しい」、この一言に尽きるんだけど。
 とく、とく、とく。しのちゃんの鼓動がより一層俺の身体に、高性能ボディソニックシアターでも再現できないほどリアルに響いてくる。その律動に合わせて俺の体内の血流も活性化していく。ときめき、というよりは、まあ正直に言うと「興奮」だ。やれやれ、博愛とか言っても俺は結局。
 抱きしめている左手をしのちゃんの肩甲骨からそっと脇腹のあたりへ下ろし、右手で小さく円を描くようにしてしのちゃんの胸をまさぐる。そこにふくらみは兆しすらないけれど、俺の大好きな女の子の「おっぱい」の場所であるのは確かで、しのちゃんの同級生の男子と見た目はほとんど変わらない、前思春期にすら差し掛かっていない小学2年生女児のこの扁平なおっぱいこそが俺の「こいびと」のおっぱいだ。
 俺の胸の中で、じっ、と、されるがままに胸を愛撫されているしのちゃんの、幼女臭い息臭が少しずつ熱を持っていく。タナー期にかけることすらまだ意味がないほどに性徴が未発達で、性感、というものが精神的にも肉体的にもまだよく理解できていない8歳のしのちゃんが見せる数少ない、「こいびと」との性愛における「悦び」の発露だ。男の人にはどうやら「性欲」というものがあって、「おちんちん」が硬く大きくなると「こーふん」していて、そのおちんちんを何らかの方法で刺激すると「気持ちいい」、という機序は理解しているしのちゃんが、自分の存在が「お兄ちゃん」の「おちんちん」を硬く大きくさせ気持ちよくさせてあの「おしっこみたいな、気持ちいいと出る白いの」を導いている事実に幼い恍惚感を昂らせると熱くなる、8歳の幼女の匂いが凝縮された吐息。その甘く酸っぱく、まだ性の悦びを身体で知らない小学2年生女児の未熟な性反応は、もちろん俺のテストストロンをも大いに亢進させる。
 心なしか体温も上がってきたしのちゃんの身体が、ぐにゃり、と俺にもたれかかってくる。

「お兄ちゃん……だいすき」

 とろん、とした瞳のしのちゃんが、あまえんぼの口調でそうささやく。

「俺も、しのちゃんが大好きだよ。世界中で誰よりも、いちばんにしのちゃんのことを愛してる」

「うん、あたしも。お兄ちゃんはエッチだけど、お兄ちゃんにならなにされてもあたし平気だよ。だって」

 しのちゃんの生温かい息が俺の下顎を湿らせる。

「あたしとお兄ちゃんは『こいびと』だもん。ずっとずっと、いっしょにいる『こいびと』だから」

 ちょっと照れたように笑うしのちゃんの前歯。その唾液で濡れた前歯を舐めるように舌を入れるキス。ん、ふぅぅぅ。切なげにしのちゃんが漏らす吐息が、俺の脳神経を高原期へとギヤシフトを入れていく。つまり、俺の勃起した仮性包茎の先端からはもうふんだんにカウパー腺液が漏れ出してきている。
 ねっとりと唾液を引きながら唇を離し、しのちゃんと刹那見つめ合う。小首をかしげていたずらっぽく笑ったしのちゃんが、両手をおなかの上で交差させてベージュのカットソーを脱ぐ。冬を過ごし、春を迎えて、夏に育った日焼け跡のグラデーションがほとんど目立たなくなったしのちゃんの裸の上半身。両足を伸ばし、腰を少し浮かせてスカートを脱ぐ。紺色の女児パンツを、俺の顔を見上げながらちょっと含羞を帯びた表情でベッドの上に脱ぐ。全裸になってぺたん、と女の子ずわりするしのちゃんの隣で、俺もいそいそと服を脱ぐ。ボクサーショーツを下ろすと、ちょうどしのちゃんの眼の前で俺の勃起して亀頭がぬらぬらと濡れているおちんちんがぴん、と露出する。小さく、きゃは、と笑ったしのちゃんが、血流を満タンに集めてふくれた亀頭を指先でぴん、と弾く。いてて、しのちゃん仮性包茎はそういうのに敏感なんだよ。
 生まれたままの姿でベッドの上で見つめ合う26歳と8歳。父娘、と言えないこともないこの組み合わせから「親子」の牧歌的なニュアンスを剥ぎ取るのは、両足の間からしのちゃんに向かって屹立するぺろんと剥けた仮性包茎だ。

「お兄ちゃん、いっぱい気持ちよくなってね。あたしとお兄ちゃんは、しばらく会えないんだから」


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