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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 24 ATOKとファイル管理ソフト WINFMの話-2

優依の父親が
ハンドルを右手で操作しつつ
左手で携帯を持ってATOKを検索して
調べながら説明していく

「彼のは古いバージョンのはずだけど
 最近は単体販売もやめちゃってるようだし
 年間パスポートを購入すれば常に最新版が使えるようだが」
「高いの?」
「ベーシックで月300円だから入れたいなら買うか?
 プレミアムもあるがその場合だと月600円 もしくは年間7200円だが」
「お父さん 運転しながら携帯触って検索はありがたいけど
 気をつけてね」
「あ うん そうだな 事故なんて洒落にならないしな」
「そーだよ」

娘に注意されると携帯をしまう優依の父親

「どうする?」
「入れたいかも…」
「わかった 購入手続きし終わったら
 インストール用のファイルをUSBメモリに入れて持っていくから」
「ありがと」

優依に喜ばれるのが嬉しく思う優依の父親だった
そして家につくと
優依の父親は自室に行き自分のパソコンで購入手続きをはじめる
一方の優依はうがい手洗いをすませたあと
台所に向かうのだった

「お母さん やっぱりここにいた」
「おかえり 優依 それでLINE 優依がいたのにどういうこと?」
「やっぱり気になっていたんだね」
「それは うん…」
「火曜日行くこと…おさむくん知らなかったから」
「え? あの時間までみてなかったのね」
「それで…ゆきちゃんに膝枕状態だったから
 わたしが確認したの」
「それって優依がLINEを見て既読になったってこと?」
「そ 返信もわたしがしたから」
「え? え?」
「空書で書いたのを返信しただけだよ?」
「なるほど 起きるのがめんどくさかったから?」
「そうかも」
「ひどい」
「夜にちゃんとLINEするようだから
 あんまりいじめないでね」
「むぅ…」
「夕ご飯の支度はまだだよね?」
「あ うん もうすこしあとだから」
「わかった 一度 部屋に戻ってる」

台所をあとにして自室に戻ると
パソコンを立ち上げ
しばらくぼーっとしていると
父親が部屋にやってきて

「ATOK 年間契約してきた」
「あ ありがと 年間と言うことはプレミアムで?」
「うん そう 辞書の豊富さで…
 で、USBメモリ これとインストール時に必要な
 シリアルナンバー等のメモ」
「ありがと 早速インストールするね」
「一応 俺もみてるから」

優依はUSBメモリを受け取りさしこんだあと
エクスプローラーを立ち上がる

「ところで…おさむくん
 エクスプローラーすら使ってないのはどういうこと?」

インストール作業を進めながら
ふと優依がそんなことを聞いてくる
優依に聞かれた思考を回転させる優依の父親

「うーん ファイル管理ソフトも別に入れてる可能性」

優依の父親が小さく呟くと

「エクスプローラーとは違うデザインしてた
 背景が紺色でファイルが黄色とか紫とかで色分けされてた」

優依の言葉にピンと来て

「ちょっと待って とりあえず ATOKのインストールを先に終わらせよう」
「あ うん」

そうしてさっさとATOKを入れて
再起動させる
そして優依の父親が

「ちょっと パソコン借りるぞ」
「うん」

chromeを立ち上げて
検索をしていく優依の父親

「予想があってれば…DOSライクのファイラーでなにか出てくるはず」

優依の父親が検索してみると
WINFDがヒットしたようだった

「これ?」
「うーん 近いけどちょっと名前違う」

検索結果の画像タブをおしてみる優依の父親
そして画面を見た優依が

「あ これこれ」
「なになに…FILMTNHの流れをくむ…
 FDじゃなくてそっちを使っていたのか 彼」
「違うの?」
「基本的には同じ FDと変わらないもので作者が違う
 そしてそのWindows版ということWINFM」
「エクスプローラーと使い勝手は?」
「それは人によると思う 彼の場合ファイル選択とか
 おそらくスペースキーでしたいタイプだし
 出来ればトラックボールを触りたくないんだろうなぁ」
「あ それ わかる ハードディスクの中にあるものとか
 全部キーボードで捜していたし」
「なるほどなぁ それにしてもつくづく一般人とは
 かけ離れているパソコンだなぁ」
「そうよねぇ 知れば知るほど…わたしのパソコンにないものばかり」
「そうだな… さて、俺は戻るけど優依は?」
「あ 台所に行こうかな そろそろ時間だし」

そうして
台所に向かう優依と自室に戻る優依の父親

(しかしまぁ…おさむさん WINFMかぁ ちょっと使ってみるかな)

優依の父親はWINFMに興味を持ったようで
自分のパソコンに最新版を入れて試してみることにした

(最新版も古いんだよな 同じ作者さんでannsFMが存在してるようだが)

そんなことを思いながら触る優依の父親だった


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