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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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ゲット・バージン-9

会社の近くになると、バレないように分かれて歩く2人。
「じゃ、また後でね!」
「ハイ♪」
萌香が先を歩き、少し遅れて彰が後ろを歩いてビルに入る。萌香がエレベーターに乗り上に上がって行くのを見て、次の到着を待ちエレベーターに乗りオフィスへ入る。
「おはようございます…」
彰が事務所に入ると、今まで受けたことのないぐらいの、かなり好意的なおはようが返って来て驚いた。
「おはよう、井上くん!いーよー、ホームページ!過去最高ね!」
紗理奈さえも肩をポンポンと叩いて賞賛してくれた。
「あ、ありがとうございます…」
ついついヘコヘコして頭をかきながら席へと向かう。他のスタッフにも賞賛された。こんな好意的に迎えられた事がない彰はなんだか落ち着かなかった。
「彰ぁ、いい仕事したなー!」
席に座ると鉄平が肩を揺らしながら褒めてくれた。
「あ、ありがとうございます!」
「さすが彰だよ!素晴らしい!」
みんなが自分を褒めてくれたが、しかし初めから自分を励まし、仕事をしやすくしてくれたのは鉄平だ。その恩は決して忘れない。
「鉄平さんにはどんだけ感謝しても足りません。ありがとうございます。」
そう感謝の意を述べると、萌香が入って来た。オドオドしながら、まさに今回の企画の服を着ての登場に可愛い可愛い言われ恥ずかしそうに小走りで席につく。
「おはようございます♪」
「おはよ。エヘヘ」
それだけの挨拶を交わしただけで、鉄平にはピンと来た。
「(へーっ♪)彰ぁ…、萌香ちゃーん…」 
意味ありげな笑みを浮かべる鉄平に、萌香も彰も、(もしかしてバレた!?)
と思ったが、鉄平は余計な事を言わずに、「そっか、そっか!」と言いながら席に戻る。2人は冷や汗をかいてしまう。
「そ、そう言えば、まだ肝心のホームページ、見てなかった…」
「ですね…」
2人ともそれどころではなかった為、まだ更新したホームページを見ていなかった。彰はパソコンを開き、いよいよホームページを開く。
「あー、いい感じ!」
自ら作ったホームページを見て感無量だった。萌香は自分のパソコンでそれを見ず、彰のパソコンの画面を一緒に見る。
「わー、何か感動です♪」
自分も関わったホームページに心を躍らせる萌香であった。


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