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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 優依 21-1

優美が運転する車の中

「優依、優花 お年玉は一応預かっておくね」
「あ うん ありがと」
「うん」

一呼吸したあと再び優美が口を開く

「結局、優依を選んだね おさむくん」
「うれしかった わたしを選んでくれて」
「おねえちゃん よかったね 5ねんご きをつけてね」
「ゆ、優花 だめだから」
「むぅ…」
「わかっていたけど…わたしから優依に代わったんだなぁ」
「でも、えっちは今まで通りだよ?」
「優依はいいの? おさむくんが他の子として」
「独占したいとは思うけど
 結婚とかできないし…みんなでいられる方がいいと思う」
「そうなのね ゆきちゃんとの差かなぁ そこが」
「あの子は…わたしに対するコンプレックスもあるから」
「え? 成績はゆきちゃんの方が優秀なのに?」
「わたし 脳天気にしてるし明るくしてるところとか
 おさむくんに最初からぐいぐいしてたからね」
「なるほどね ゆきちゃんは…そう言う振る舞い苦手なの?」
「暴走すれば出来るようだけど…普段は?
 ファーストキスをしたときとかおさむくんが
 わたしっぽかったとか言ったみたいだし」
「それって いつも優依がしてるようなぐいぐいといくような」
「うん そういう感じだったみたい」
「なるほど あとぷっつんしたあとからは
 S気味じゃない?」
「おさむくんいじめて楽しんでるように見えるよね」
「どうして そうなったのかねぇ」
「きっかけがわたしだから…はぁ
 それで…お母さん」
「なに?」
「わたしと最後まで出来たあとなら
 おさむくん お母さんにも拒まないと思う」
「あ はじめてだけは好きな子としたいってことで
 そのあとなら…かな」
「たふん さすがに妊娠はさけてね?」
「それは わかってるわよ」

優依はここで深呼吸してから
優美に聞いてみるのだった

「はじめての時って どれくらい痛いの?」
「うーん 人によるから…わたしの時は痛かった」
「血出るんだよね?」
「うん 処女膜破くわけだから…血でるね」
「そっか」
「怖くて当然だし…あせんなくていいんじゃない?」
「いつまでも待ってくれるとは思うけど
 それだとまた…わたしを忘れられなくなるんだろうし」
「あ おさむくんならそうなるね
 20年以上もわたしのこと思っていたわけだし」
「だから それはしたくないの」
「そ、そう」
「もし、お父さんが転勤とかで引っ越しになったらとか」
「また疎遠になるね そうなると」
「そうなってからしておかなかったらどうなるの?」
「ずっと 待ってそう」
「そして ゆきちゃんやあやおねえちゃんとも最後までしようとしないでしょ?」
「そ、それはあり得そう」
「そういうのもいやだし…いつまでも待たせたくもないかなぁって」
「そっか 5年生になってどこまで身体が成長しているかだね」
「うん そうなるのかなぁ はぁ」

優依と優美の話が一段落するのを見て
優花が口を開いた

「おねえちゃん おかあさん きょうみたげーむのなかで
 どれがよかったとおもう?」

優花が口を開くのを見て

(優花ってこういうところは大人びてるよね
 会話が終わるまで黙ってるところとか)

そう感じる優美だった

「うーん どれもかわいいキャラだらけだったから」

優依はそう答えると優美は

「そうねぇ エッチゲームってどうしてかわいいのだらけなのかな」
「それは男の人の理想を描いてるからじゃないの?」
「それはそうね あはは」
「優花はどれがよかったの?」
「わたしは…うーん もしもあしたがはれならばとか」
「あ ヒロインが幽霊の?」
「うん かわいいなって」
「ロングヘアにカチューシャだねぇ おさむくん好きそうだし
 というか…カチューシャしてるときのおさむくんの反応は
 わかりやすかったし」
「そりは…優依が昔のわたしに………」
「うん そう ゆみちゃんをみているんだろうね
 こういうキャラを通して」
「それなのに…今は優依に…」
「それはお母さんにも原因あるでしょ
 そんなにおさむくんのこと好きなら疎遠にならないでいたらいいのに」
「むぅ…言い返せない…」
「あとは…あれもよかった めいしょうじょ」
「「あー」」

優花の一言にふたりが納得した様子

「姪少女は…完全にゆきちゃんやあやおねえちゃんを妄想してるでしょ」
「うん わたしもそう思った そしてゆきちゃんとあやちゃんの反応も
 呆れていた様子だったけど」
「でも ゲームで妄想するだけでなくてふたりともえっちなことできてるんだから」
「そうね 今年はおさむくんにとってはいろんなこと体験出来た年になったね」
「ゆきちゃんがきっかけだったわけだけど
 わたしもゆきちゃんからおさむくん紹介して貰って
 よかったなぁって感じる」
「わたしは複雑だった…」
「初恋だった自分をいつまでも忘れないでいてくれたことに?」
「うん そして まさか娘が…だった」
「ごめんね」
「ううん 再びおさむくんと関われる機会作ってくれたことは
 感謝してるよ わたしにはもう気持ちがないのはやっぱり悲しいけど」
「だからといって娘から奪い返すのはやめてね」
「え? さすがに…そこまではしないつもり」

目が泳いでしまう優美

「お母さん…油断ならないなぁ」

そして会話を色々してるうちに
優美が運転する車は自宅に辿り着くのだった


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