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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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妄想-1

 好きか嫌いかと問われれば、好きです、セックス。お誘いがあれば都合が悪くない限りはお受けしています。日にちが重なってしまったときはご遠慮しています。『時間はいくらでもずらせますよ』と言っていただいたときもあるのですけど、そこまでおっしゃるなら日にちを変えていただければと、そのときは思いました。

 後日、お逢いできたときに伺ったところでは、どうしても逢いたいと思ったのだけれど前後はお仕事の日程がビッシリ詰まっていてどうしても…ということでした。お互い、仕事や家庭があってのお付き合いなので、そこまで無理して頑張らなくても…ということですよね、ということで話が合いました。

 わたしにしても『逢いたい』と思うときはあります。『逢いたい』と言えばまだお上品ですけど、要すれば『したい』ということ。やっぱり、なんだかんだと日々の生活が忙しくて間が空いてしまうと、ときに無性に『し』たくなってしまいます。もっとお下品に言えば『やりたい…』。そんなときは、日課のオナニーにも力が入って…というか、思い浮かべるイメージもいつもよりも激しくなっていくような気がします。

 男はより粗野に…そして、突き入れてくる男根はより巨大に…。わたしは『こんなの入りません…』などと怖気づいた振りをしながら、嬉々として股を開きます。男も『奥さんぐらいのドスケベ女がカマトトぶってんじゃないよ』と無遠慮に、そして無表情で挿入してきます。メリメリと膣壁を押し拡げながら男がお約束の言葉で責めてきます。

 「旦那のとどっちがいいんだ?」
 「旦那なんかよりも貴男の方がずっといいわ」

 『当たり前だろ』というように男が乱暴に腰を動かします。

 「ほら、鳴けよ。こういうのが欲しかったんだろ?」
 「ああ…いい! いいわ! もっと…もっと!」

 突き入れられた男根の巨大さにはしたなく喜悦の声をあげています。

 「もっと…なんだよ?」
 「もっと突いて! いっぱい突いて! 奥まで突いて!」

 わたしは両手で膝の裏を抱えます。男のせっかくの巨根…礼賛したくなるような巨根がわたしのカラダのより奥に突き刺さるように。

 「いいのか? 裂けても知らないよ」
 「いいの! メチャクチャにして!」

 男の肉棒を根元まで呑み込んで太さどおりにギチギチに拡がったわたしの膣穴は、男が抜き差ししてももはやグチョグチョ…といった音もたてません。男は自分の巨根がたやすく呑み込まれてしまったとでもムキになったのか、腰を激しく打ち付けて来ます。

 男の腰の動きが激しさを増してくると、わたしのイメージは今度はシチュエーションにえげつなさを求めていきます。巨大な肉棒に身体を裂かれながら泣き叫んでいるような妄想をすることもありますけど、今日はすんなり呑み込んでしまうパターンで…。

 「奥さんもほんとにスキモノだよな。昨日、別の男とヤッたばかりなんだろ? 俺ほどではないようだが、奥さんのお〇んこが白状してるよ」
 「言わないで…そんなこと」
 「明日も別の男とヤるのか?」
 「知らないわ…」
 「毎日毎日ヤリまくってる割には、ゆるくなってないな」

 背徳的なイメージを重ねながらさらに妄想を膨らませていきます。今日は男たちのオモチャになりたい気分のわたしは新たな男を登場させます。

 「ほら、宅配便が来たぜ。受け取りに行こう」

 夫婦の寝室のベッドで、男とつなっていたわたしから男が身体を離します。衣服を身に着けながら玄関先に向かうわたし。

 「はぁい、ただいま…」

 ドアを開けるわたし。男が全裸のままついてきています。わたしの背中越しに男が配達に来た若い男に声を掛けます。

 「兄さん、よかったら楽しんでいかないか?」

 男がわたしのスカートをまくりあげ、ショーツを穿いていないむき出しの下半身を晒します。

 「えっ、いいんですか?」

 若い男が手にしていた荷物を床に置いてドアを閉めると、急いでズボンとパンツをおろして下半身裸になります。

 「ああ、俺もいま楽しんでいたんだが、イキそうになりかかってたんで、ちょうどよかったよ」
 「そうなんですか。じゃあ遠慮なく」

 男が立ちバックで改めてわたしにつながります。若い男もすぐにいきり立たせた肉棒をわたしの顔の前に突き出します。わたしは大きく口を開けて喉奥まで呑み込みます。

 「ほう…なかなかのもんだな」
 「そんなことないですけど…ありがとうございます」
 「今日も暑いんだろ。ご苦労さん」
 「いえいえ。仕事ですから。こちらのお家にはよく?」
 「ああ。ちょくちょくな」
 「ボクも昨日寄らせてもらったばかりなんですよ。奥さん、いろいろ注文してくれるんで」

 男たちの腰の動きに熱が入ってきます。

 「そうか。昨日もどっかの男を咥え込んでいたかい?」
 「うーん…昨日はもうお帰りになってたんじゃないかなぁ。たしか2時頃に配達に来たんで」
 「筋金入りの淫乱女だな」

 男がわたしの衣服をはぎ取りブラジャーも外してきます。わたしは乳房をゆらゆら揺らしながら、男たちの肉棒に串刺しにされています。

 「もう、配達なんか終わったんだろ?」
 「はい、ここで最後です」

 お手盛りな展開で3人でリビングに移動します…。

 リビングに移動したものの、男たちがわたしの口と膣に射精するシーンを待たずして今日のわたしはアクメに達してしまいました。濡らしてしまったリビングのソファーをティッシュで拭きながら、自分の妄想のはしたなさに呆れてもいます。

 日課を終えて性欲は一応満たされました。でも、わたしが好きなのはオナニーよりもやっぱりセックスです。こんな妄想をしなくてもいいように、明日はどなたかからお誘いがあることを期待しながらティッシュをゴミ箱に投げ入れます。


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