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ある熟女の日々
【熟女/人妻 官能小説】

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初めてのスワッピング(2)-1

 「いやぁ、せっかくの名器…それはわかっていたんですが、より腕のいい演奏家に引き合わせてしまったんじゃないかって、少し後悔もしているんですよ」
 「何を言っているんだい。素材が最高なのはもちろんだろうが、権堂クンが手塩にかけてくれたからじゃないか」
 「そうよ。でも、いいじゃないの、権堂さん。これからはわたくしが妻の役目を務めさせていただきますから。肉体は衰えてもスケベさでは負けませんわよ」

 繋がったままで笑い声をあげている。前原氏の笑い声が肉棒を通じて子宮に響いてくる。

 「じゃあ、夫婦の誓いの証でも立てますか」
 「お望みならばいつでもよろしいですわよ」

 権堂と夫人は察するにともにクライマックスを迎えることにしたようだ。前原氏が(あなたはどうしますか?)とでも言うように腰を軽く突き上げてくる。軽くても快感が突き抜け、保っていた上体の姿勢から前原氏の胸板の上に崩れ落ちる。前原氏が近づいたわたしの耳元にささやきかける。

 「奥さん、膣内(なか)で逝かせてよ」

 少し粗野な雰囲気が加味された感じがする。畳みかけるように前原氏が続ける。

 「奥さんのマンコ、たまらないよ。スケベな奥さんのマンコで一緒に逝こうよ。俺の奥さんも権堂クンのチンポで今から逝くからさ。みんなで一緒に…な。さあ、夫婦交換してみんなで逝こう」

 前原氏に支えられて上体を起こし、夫人と同じ姿勢をとる。2組の男女が両手を恋人繋ぎにして並んで騎乗位で繋がっている。

 「さあ、奥様、動くわよ」

 手綱をとったかのような前原夫人がわたしに声をかけ『ついてきなさい』とでも言うように腰を揺らし始める。わたしも後を追って腰を揺らし始める。

 「権堂さん、突き上げて」

 夫人の号令に従って権堂も腰を突き上げるが、前原氏はわたしの様子を下から伺っているようだ。おそるおそる腰を揺らしているわたしを気遣って前原氏が声をかけてくる。

 「ゆっくりでいいですからね。ウチのは飛ばし屋だからなぁ。権堂クン、いつもすまないねぇ」
 「いえ…奥様のお気の向くままに」
 「そうよ、権堂さん。わたし、もうトップに入っちゃったんだから。このままいくわよ」

 『いくわよ』が『行くわよ』なのか『逝くわよ』なのか、どちらにも取れるように夫人の腰の揺れ方が大きくなる。

 「ハァ…ハァ…ハァ!」

 夫人の呼吸が荒く激しくなっていき、権堂も顔を歪めながら腰を突き上げている。

 「おぉ…今日はこのまま逝くのかい? 見てやってよ、ウチのが逝くとこをさ」
 「あぁぁ…いいわ、いいわっ…このまま、このまま…」
 「あぁ…ボクも…お供します…ぅっ!」

 夫人が背中を反らせて達し、権堂も顎を上げて達したようだった。


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