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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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クリスマスプレゼントと優依のファーストキス-2


なにか言い残したことあるか
おさむは考えて

「それから…パソコンだけどログイン時のパスワードは設定しておいた方がいいよ
 お母さん達にみられたくないものあるでしょ?」
「「あっ、たしかに!」」
「わたしもゆいちゃんも…おじちゃんとメールするつもりだから
 みせたくないね うん」
「そーだよね みせられないし」
「そこは忘れないでしてね 設定 ほかには…メールアカウントは
 Googleアカウントを作って」
「ちょっとまって メモ取るから…」

二人は要点をメモにまとめていく

「メールソフトとブラウザはUSBメモリにいれるから
 それ…ゆきちゃんにわたすから そこからインストールして
 一応 chromeがブラウザでメールソフトがThunderbirdというやつ」


思いつく限りの要点を書いていくうちに
部屋に恵美子がやってくる

「おさむ それとゆきちゃんとゆいちゃん
 ちょっとおばあちゃん出かけることになったけど
 留守番たのめる?」
「あ おばあちゃん うん いいよ どれくらいかかるの?」
「うーん? そうだねぇ 2時間ぐらい?」
「わかった ゆいちゃんもへいき?」
「あ うん へいき」
「ごめんね ゆいちゃんもありがとね
 ゆきちゃん おさむのことよろしくね」
「うん おばあちゃんも気をつけていってきて」
「うん それじゃ、行ってくるね」

と恵美子は部屋から出て行く

「おさむくん よかったね 2時間あるよ?」

そんなゆいの言葉に
また赤くなるおさむだった
赤くなったおさむの顔を両手で挟みながら
そのまま自分の顔を近づけていくゆい

「おさむくん ね?」

そういいながら
近づけた顔をさらに近づけていき
くちびるを重ねるゆい
それを見た幸子は…突然の出来事に

「な、な、な、な、な、な、な…」

言葉にすらならなく
口をぱくぱくしてしまうのだった

1分ぐらい
ゆいがおさむとくちびるをかさねたあと
顔を離して…もう一度おさむをみる
おさむもなにがおきたのか思考が追いついておらず
呆然としているのだった

やっと…幸子が言葉を発せるようになり

「ゆ、ゆいちゃん!!」
「ん? ゆきちゃん どうしたの?」
「キス…」
「うん キスしたけど? 怒る?」
「えっ? その…」
「ゆきちゃんもしたでしょ? それならいいじゃない?」
「そ、そう言われると…何もいえなくなる」
「ごめんね ちょっと意地悪いっちゃった」
「う、ううん…先にしたのわたしだし…」
「これで…おあいこ…だよ?」
「うん…」

そんなふたりのやりとりをよそに
思考停止のままのおさむをふたりの少女は
視線を向ける

「おさむくん」「おじちゃん」

ふたりの声が強く響くと
動き出すおさむだった
ゆいのことをみつめて…自分の足で自分のくちびるにふれてみる

「ゆみ…」

と言いかけて…はっとするおさむにたいし
ゆいは

「今 ゆみちゃんって言いかけたよね わたしは…ゆいだよ?」

そう言われ
おさむは…ゆいにごめんなさいと…

「おさむくん わたしもちょっと意地悪しちゃったかな
 今日のわたしの格好は…あの頃のおかあさんだもんね」
「そ、それは…」
「でも、おかあさんじゃなくて…わたしとキスしたんだよ?」
「うん…ゆいちゃんにもいろんなことしてくもらえてる
 手こきして貰ったり…手料理も…キスも」
「そーだよ? お母さんとはなんもしてないよね?」
「うん…膝枕程度だった」
「そっか じゃあ、これからもいっぱい…わたしがいろんなことしてあげるから
 思い出を上書きしようね? いい?」
「うん…」
「ゆいちゃん…もしかして…わざとゆみちゃんの格好できたの?
 おじちゃんの思い出を上書きするために?」
「うん そ お母さんを追い出すため」

それを聞いた幸子は
あらためてゆいのことを強力なライバルだと認識してしまうのだった


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