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農家民宿と温泉旅館
【熟女/人妻 官能小説】

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農家民宿へ-1

僕は今年中学一年生になった、正一。僕は凄く内気で、友達も少なく、いつも勉強かゲームをしています。そんな僕の一番の楽しみは、パパの盆休みに物心がつくころから行っている、農家民宿での一週間です。
人里離れた一軒家のその民宿は、体験型農家民宿で、パパのバアバよりかなり若い凄く優しい美人の女将さんが僕たちの世話をしてくれます。元々、その女将さんは最寄りの駅の近くの温泉旅館の女将をしていたのですが、そこは娘さんの若女将に任せ、自分の年老いた母親の面倒を見るために実家に帰ってきて、母親が亡くなった後もそのまま実家に残り、農家民宿として一組限定で宿泊させているという事らしいです。
僕のパパが偶然仕事でその温泉旅館に来たことから女将と知り合い、その後農家民宿で盆休みは10日間ゆっくりと過ごさせてもらうのが習慣になってしまったそうです。
そして毎年僕たちがお世話になっていて、僕たちの本当の家族のようにしてもらい、僕も本当の孫のように可愛がってもらっています。
僕は小さなときから夏休みのここで過ごす10日間があるからこそ、家や学校での生活でのいろんなストレスを発散することが出来ていると思っています。

今年、僕は中学一年生になりましたが、今年も夏休みに入るのが凄く待ち遠しくて・・・。
やっと八月になりあと少しでいつもの農家民宿に行くころになりましたが、今年は少し事情が変わっていました。パパが今年春から海外に赴任してしまって・・・。今年初めて僕とママだけで行くことになりました。まあ、僕はパパが居なくても女将に会えるのが目的ですから全然気にはしていませんでしたので、それ自体は大したことではありませんでした。
ただ、そこにもう一つ問題が発生しました。ママが急遽パパの所に行く用事が出来たことです。結果、今年の夏は僕一人で行くのか、ママに着いてパパの所に行くのか、どちらかを選ぶ必要が出てきました。僕は、当然一人ででも民宿へ行くことを選びました。

ママは僕を電車に乗せてホームから手を振っていましたが、まあそのころには携帯電話もあったのでいろんな手段で連絡が取れますからね。お互いに毎日メールや電話で連絡を取り合うことを約束しました。
僕が何時ものように約束の時間に在来線のそのホームへ降り立つと、いつものように若女将が旅館のワンボックスで僕を迎えに来ていました。
聖子「いらっしゃい、今年も来てくれたわね、正一君。バアバが待っているわよ、嬉しいって。」 僕「うん、でも今年は僕一人だけど・・・。」 聖子「そうだね、でも私も、母もあなたが来てくれるだけでいいのよ。こんなことを言っていいけないけどね。」 僕「うん、僕もママがいないのは凄く不安だけど、でもこっちに来ることが一番だから。 聖子「さあ、乗って、女将が待っているわ。道が悪くて少し揺れるけど我慢してね。ゆっくり走るから。」
僕と若女将の聖子さんを乗せた車は、温泉旅館の前を通り過ぎて細い山道に入り、舗装はされていますが揺られながら、学校の話やパパ、ママの話をしていました。
30分ほどかかってやっと開けた所に出て女将が待つ民宿の前の広場に着きました。
女将は手をエプロンで拭きながら車の横に来てドアを開け、「いらっしゃい、正一君。バアバ、今年も待っていたのよ。うれしい!」 と車から降りた僕をギューっと抱きしめてくれました。 僕「バアバ、僕も会えてうれしい。」 若葉「さ、早く家の中へ入って、暑かったでしょう?」 僕「うん、いつもここに来るときは真夏だからね。」 若葉「今年は天気が悪い日が続きそうだからあまり外では遊べないかもしれないけど、バアバと一緒に家の中で遊ぼうね。」 僕「うん、僕お腹が空いた〜」 若葉「そうそう、もうお昼だね。ご飯にしようか、聖子、あんたどうする?まだ時間があるなら一緒に食べて行けば。」 聖子「そうだね、まだお客さんが来るまで時間があるから食べて行くわ。」 若葉「じゃ、すぐ作るから待っていて。」 
僕はリビングに入りリュックを降ろして椅子の腰掛け、久しぶりに見る古民家の天井を見上げていました。高くて真っ黒で吸い込まれそうな天井、黒くて太くて長い梁、クーラーを入れなくても風が凄く気持よくて・・・。
僕「ねえ、バアバ、この家って建ってからどれくらい経つの?」 若葉「そうだね〜バアバのジイジのジイジが建てたって言っていたからね、もう百何十年だね。昔の家は頑丈にできているから、他人が住んで手入れをしていたら長持ちするんだね。」 僕「ふ〜ん、こんなお家いいなあ、夏でもクーラーが要らないし、広いし、大きい音を出しても叱られないし・・・。」 若葉「そうだね〜何より静かだしね。誰もこんな田舎には来ないからね。動物だけだよ来るのは。」 僕「そうだよね、僕もここに居るときタヌキやイノシシやシカを見たことがある。」 若葉「それだけ自然が豊かってことだよ。」 僕「ねえ、僕大きくなって大人になったらここで生活してもいい?」 若葉「そ、そ、それはだめでしょう、パパやママが寂しがるよ。バアバは嬉しいけど・・・。」 僕「ふ〜ん、そうかな〜僕、ここが好きだけど。」 若葉「じゃあさ、正一君が大人になっても毎年ここに遊びに来てくれればいいよ。バアバもそれが一番うれしいから。」 僕「うん、僕、大人になってもすっとここに来るよ、バアバやおばちゃんに会いに。」 聖子「え!私にも会いに来てくれるの?嬉しい、私もずっと正一君を待っているわよ。だって正一君がちっさな時から知っているから年の離れた弟みたいだもの。」 僕「じゃあ、これからはお姉ちゃんって呼ぶよ。」 聖子「うん、正直「おばちゃん」は凄く抵抗があったのよ、「お姉ちゃん」にしてくれて嬉しいわ。」 
僕達は三人で昼ご飯を食べてから少しゆっくりしていました。


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