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パンドラの箱
【ファンタジー 官能小説】

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パンドラの箱-8

「そう言ってるんだから、まてよ」太っちょの手を離させて、口の中の布を取ってくれます。
「神に祈るんだ。そしてその足元にひれ伏して、あなたのものとなると誓うんだ。それだけで力を得られる」
「神はそんなことしない。そのためには長い修行と祈りが必要じゃないの」
「そんな神じゃない。おれたちのはもっと古代の神だ」シンも服を脱ぎすてます。股間のものが上向きに突っ立っています。じいちゃんのと違って、見るからに元気です。
「邪神とか悪魔と呼ばれているやつね。いや」
私が暴れようとするのを押さえて、小さな声で「またあいつにひどい目にあわされるぞ。俺がうまく助けてやるからさ、言う通りにしとけよ」
それで、しかたなく力を抜きました。
「それは他の宗派から見ただけのものだよ。祈っても何もしてくれない神じゃない、力を与えてくれる本当の神だ」
この青年はどこかで聞きかじった知識を使っているのでしょう。
あの呪文といい、誰かが知識を流しているのでしょう。偽物の魔法の本なのかもしれません。物騒な世の中です。
ふたりの方を向かされます。二人も裸で、股間の大きくしたものを手で隠していました。
じっと私の体を見ていました。裸は慣れています。それよりも裸なのですぐに逃げられないことのほうが問題でした。
もう少しシンの言うことを聞いたふりをして、チャンスを探すしかありませんでした。
「祭壇に腹を乗せて、ひれ伏せ」中央の台に連れて行かれます。これがマキナ老の膝ならお仕置きのポーズです。
「腕を後ろに」 腕を背中でくくられます。
シンが胸に手をまわして、上半身をそらさせながらさわりました。
「やめて、触らないで」
「おとなしくしろ」太っちょにあごを持ち上げて、顔をたたかれました。
「やめろよ、ひどくするな」シンは言ってはくれますが、自分でも腰から尻のふくらみを撫で回します。
「だめよ、やめて」としか言えませんでした。
「では、儀式を続けよう」パンティーを脱がされます。「誓いの儀式だ。今からおまえと契りを交わす」
「だめ」腰を振って暴れます。回転すると祭壇から落ちそうになりました。
ふたりに腰を押さえられ、肩にのしかかられて、身動きがとれません。死なない様に息をするのがやっとでした。
やめさせてと神に祈ります。
股の間に何かが入ってきます。入り口がきしんで、悲鳴を上げました。  嫌という間もありませんでした。
「痛い」さけびます。
「おまえの壺はちっちゃいな、きつくていいぞ」腰をつかまれて入れ続けられます。
「今更何言ってる」 頭の上で太っちょが笑いました。「分かっていたくせに」顔に、下腹の伸びた物を押し付けてきます。
腰を動かされるたびに自分の馬鹿さ加減に腹が立ちます。 ≪そう、きっと分かっていた。神様、私の神様。どうかお救い下さい≫
何の救いもなく、シンは入れ続けます。片足を持ち上げて体を横にさせると、もっと奥へと突き入れてきます。
「まだか、次はオレだからな」「なら、早くゴムつけとけよ」頭の方でもめています。
神に無視されたまま、シンだけが歓喜に震えて果てました。
「どけよ、早くさせろよ」すぐに入れ代わりで、今度は太っちょが来ました。
「うそ、やめて。シン、やめさせて」
「うるせえ、だまってやらせろ」尻をたたきます。頭から尻までたたいてきます。
「がまんするんだ」 それでも見ているのがいやそうでした。あの目は、自分だけのものにしたい男の目です。
「あなたの言うこと聞くから」せめてもの策でした。
髪の毛をつかんで前を向かせると、祭壇にもたれさせます。乳房を右へ左へとたたき、股間に膝を突き上げてきました。
「やめて。おねがい、もうやめて」
「それなら言うことを聞け」
胸をつかんで、乳首に爪を立てます。それから思いっきり引っ張りました。
「どうだいいだろう」
そんなことされたことのない胸は、ちぎれるように痛いだけです。
太っちょにのしかかられて、ひじで肋骨を押さえつけられ、痛くて息ができません。下敷きになった手も、指が折れそうです。
苦痛にうなり、空気を求めてあえぎました。その声を、この男は喜びだと思っているようでした。
「ようし、その気になってきたな」動けない私の中に押し入ってきます。
こんなに痛めつけられているのに、男たちは黙って、欲情しながら見ていました。そして私の神も出てきてくれませんでした。
「これをむくと天に上るほどいいんだぞ」 敏感なところをつまみます。
痛くて大声を上げてしまいました。
「な、すげえだろ」 祭壇から転げ落ちそうになった私の体を引っ張り戻します。
「お願いもうやめて」
「うるさくするとゴム外してやってやるぞ。生がいいか?」下卑た笑いをして、下を向かせると、動物のように後ろから突き入れられます。
髪を引っ張ってのけぞらせ。胸を揉んでは乳首を引っ張りまわしました。
「声を出してやがる。そんなにいいか」ただの痛い悲鳴だとはわかっていません。自分のテクニックだと思っているのです。


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