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あの夏の思い出
【ショタ 官能小説】

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思い出-1

あれは僕が小6の夏休み、大阪の母方の実家に2週間ほど1人で遊びに行っていた時の事だった。
初めての一人旅という事で最初はワクワクしていたが、祖父母の家は都市部の梅田から少し離れた田舎の方だった故、周りに娯楽もなく2、3日でやることがなくなり、宿題に適当に手をつけたらテレビを見るだけの家にいる時と変わらない時間を過ごしていた。
すると祖母が近くに図書館があるから行ってきたらと声をかけてきた。季節外れの出しっぱなしのコタツの中でダラッと寝転んでいるよりはマシかなと気分転換に行ってみることにした。
歩いて約10分。汗だくになりながらも図書館にたどり着いた。関西の夏は関東に比べて少し暑い。クーラーの効いた中で漫画でも読もうと適当に何冊か手に取り、フロアの片隅にあった読書コーナーに向かった。

お姉さんと出会ったのはその時だった。

読書コーナーには女性が1人しか座っていなかった。年は10代から20代前半だろうか、切れ長の目がクールな印象を与えている美女がそこにいた。青いノースリーブのサマーニットを着ていて、剥き出しの肩がとてもセクシーだったが、何よりも僕がドキッとしたのが胸元のニットをドカンと盛り上げているグラビアアイドルでも滅多にお目にかかれないほどのボリュームの乳房であった。小さいメロンでも入れてるのかと思ったほどである。
同級生とは明らかに違う色気を醸し出すお姉さん。そんな僕の視線に気づいたのか不意に僕の方を見るとニコッと微笑んだ。ハッとした僕は慌てて椅子に座り漫画を開いた。しかし内容は全く頭に入ってこない。少し経ったのち彼女をさりげなくチラッと見ると、お姉さんは僕をジッと見つめてまた微笑んできた。
たまたま目が合ったのか、それともずっと僕を見ていたのかはわからない。だが僕は自分を見つめるその視線に急に恥ずかしくなり、顔を真っ赤にしながら慌ててその場を後にした。
しかし家に帰ってからも僕はお姉さんの事が頭から離れなかった。恥ずかしながら漫画のセクシーな女性キャラなどで異性への興味が出来ていた頃であった。お姉さんの事を思うと自然と勃起してしまう。でもその当時の僕はまだオナニーを知らなかった。硬くなったチンチンをどうすればいいか分からず、ただ落ち着くのを悶々と待つしかなかった。


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