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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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秘密の社員研修@-5

タイマーでエアコンがセットしてあったのか、二人はひんやりとしたリビングに通され、ソファーに座った。
佳織は理央のジャケットを預かって、リビングのウォールフックにそれをかけてくれると、お茶の入ったペットボトルと、グラス二つ、五〇〇缶のビールを出してくれた。
佳織はお湯を溜めておくから、先にシャワーを浴びさせて、とバスルームへ消えていく。

「せっかくだし、頂こっか……」

理央は胸元のネクタイを緩めた。ふわっと汗の匂いに混じって、香水の匂いが加奈子の鼻腔をつく。
理央はビールのプルトップを開けて、二つのグラスに注ぐ。
加奈子はかちん、とグラスを理央のグラスと当て、ビールを口に含んだ。

「佐藤くんは……来たことあるんだもんね」

「うん、一回ね。隼人と」

「武島くん…………佐藤くんが寝てると思って、本間さんと……このソファーでってことだよね……」

理央は、はっと顔を上げる。
加奈子には、佳織の自宅で隼人と佳織がセックスしているのを見聞きしたことを話してしまっていたのだった。

「はは、そういうことだよね」

ぷいっと理央は顔を逸らして、グラスにつがれたビールを半分ほど飲む。
そして、また缶からグラスに注ぐ。

ずっと、理央には嫌な思い出として残っていたに違いない。
佳織を思い、にもかかわらず自分の親友と激しく交わる姿ーー

「本間さんって……すごくセクシーだよね……武島くんとか、佐藤くんが……したいって思うの、わかる」

加奈子はぽつり、と呟いた。

「ん?僕は、今は加奈子がいいよ?もちろん男目線で言えば、本間さんはエロいとは思うけど!」

ニカッと子供っぽく笑って、理央は、ゴムで留められた加奈子の髪の毛に触れる。
そして、留められたゴムに触れて、それをするり、と外した。
ふわりと香る、シャンプーの匂い。
清潔感漂う彼女のサラサラの髪の毛に指を通す。
そして、その指は次第に背中へ、腰へと蠢いていく。

「ん、佐藤くん……手、やだ」

加奈子はグラスをテーブルに置いて制そうとするが、理央は右手で腰を抱いて、引き寄せる。

先程までずっと、いやらしいことを考えていた加奈子にとって理央のこの手つきは危険で、甘すぎる誘惑だ。

「折角二人になったんだもん。ぎゅー、くらいさせてよ」

「……もう……仕方ないなあ……」

加奈子は目を逸らして、腕の力を抜いた。
そうすると、理央の左手も背中に回される。

「加奈子の体、柔らかくて気持ちいい」

「あ、汗かいてるから、あんまり……その、しないで……」

「それもまたエッチ」

「んん、バカ……。本間さん……の家だし、あたしのこと、あんまり……そういう気分にさせないで」

逸らした目を、もう一度理央に向ける。
艶っぽい視線が、理央の視線と絡まって、今にも情事が始まってしまいそうだ。
加奈子は不謹慎だと思いつつ、理央の頬に唇を押し当てた。

「だから、許して」

唇を離すと、下を向いて恥ずかしそうに言う。


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