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白い悪魔
【ファンタジー 官能小説】

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白い悪魔-14

警報 ≪修復を開始≫

女の子にいじられた記憶が戻っていきます。
だまされ、汚された過去にうなり、震えます。
彼はそれを絶頂感に酔いしれていると思ったようです。
そのままにしておけば、優しい生活が送れるのは感じます。
それでも、≪これが私よ≫ 汚物の中へ戻っていきました。
≪どれだけ犯されても私は平気。奴を殺すために生きて行くわ≫
汚れきった私は、これ以上に汚すことは誰にもできないと思っていました。
なのに、あの魔は私を綺麗にしてしまいました。
これは祝福でなんかではありません。
≪気が狂いそう≫
男にしがみつきながら、私は修復されていきました。
今までの記憶が順によみがえっては過去に薄れていきます。
下半身の気持ちの良さは愛の証ではないのです。全ては私を汚すレイプの苦しみなのです。
私の体を愛おしそうに見つめながら、「今夜、食事に誘ってもいいかな。両親が‥」
殴ってやろうかと思いましたが、やめました。
この人には殴られた意味もわからないでしょう。―――

報告を終わります。
「ねえ、魔に乗っ取られるってどんななのかな」
「さあね」
「ナミは乗っ取られたことないの」それでもちょっと優しい声になってしまいます。≪嘘つき、今、自分で報告したくせに≫
「どうだか」 ナミはあたしの魔根の先を指でゆすって遊びます。
「乗っ取られたら、そうとは分からないんじゃないかしら。それとも、あなたのみたいに自我を残しておいて、ここにもぐりこんで見物してるのかもしれないわね」 もっと揺すります。
「案外あなたがのっとってるのかもしれないわ。そうなら、いつでも楽しく奉仕させることができるかもしれないわ」 揺すりながら、あたしの表情を見ています。
≪だめだめ≫ 少し気持ちがよくなったのを慌ててごまかします。 「繭の中から産まれ出て、小ナミは何を考えてたんだろう」
「さあね」
「あの魔は人に対して悪さはしなかった。主人の彼もそれを望んでいたから。それなら小ナミの心だって育ててたんじゃないのかな、体を大きくするだけなら、豚だって一年で大きくなるんだよ。何年もかけたんだから、楽しさとか幸せとかも感じられるんじゃないの」
「そうかもね」 ナミがあたしをつねりました。「豚と一緒にしないで」
「だってあの子はどんなつらい経験も持ってないんだよ。あの青年に愛されて、あの子がどうなるのか、気にならない?」ナミの経験を持たないナミなんて、どうなるんだろう。この名探偵にも想像がつきません。
ナミがあたしの体のシロップを舐め始めました。そしてゆっくり、早くと、魔根を揺すります。
≪気持ちいい、 そうかこんなやり方もあったんだ≫ でも、ナミがお仕置きを短くしてくれるなんて初めてでした。
「ナミ、どうしたの」
「どうなるのか、知りたいんでしょ。

今日だけよ」




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