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先輩のセカンドバージンは僕のもの
【熟女/人妻 官能小説】

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武島隼人の憂鬱ー番外編-5

「ん、んんっ……下品なことなんか…言わせなくても、あたし、武島くんに身体……委ねてるんだか、らっ……武島くんといると……下品になっちゃうのよ……?」

「本当……ですか」

「ふふ、いつも、確かめて……るくせに……いやらしい後輩。んん、すごく気持ちよくて……すぐいっちゃいそぉ………ぁ、あっ……武島くんに、指で、ソコを……シコシコされると、すぐ気持ちよくなっちゃうの……」

「シコシコされる」というあからさまに下品な言葉さえ、佳織が口にするとどこか気品が漂うのは何故なのか。

「は、ぁんっ……クリ、バカになって、るっ……ぁあっ、イクっ……武島くんにイカされちゃ……うっ……!」

佳織にぎゅぅうっと抱きしめられ、そのまま隼人は指を差し込む。
絶頂を迎えたばかりのそこは、ぬるぬるとしているが、ギチギチと激しく収縮を繰り返している。

「や、ぁっ……ナカ、んんっ、武島くんっ……!んんっ、ナカ、お腹、おかし……いのぉ」

「やば……、本間さんのナカ、エロすぎ」

本当はーー先日のゴールデンウィークだって、理央の大事な彼女とはいえ、加奈子の秘部にペニスをこすりつけるだけではなく、指を差し入れ、その指を覚え込ませたかった。
卑猥な舌だけでなく、おそらく理央のそれが馴染んだであろう体内もーー理央と分かち合いたかった。
理央は優しい。もし、隼人と複数でセックスした場合、理央の方が女から個人的に誘われれば、事に及ぶ前にそれを報告してくれていた。

それは自慢などではなく、もし隼人が女性に好意があるかもしれないことをきっと踏まえていただろう。
だが、たかだか三人で寝たくらいの女に、隼人がはっきりとした好意を持ったことはなかった。
佳織には確かに、こんなにも隼人が身も心も委ねている。だからこそ他の男に嫉妬をしたこともある。

だがーーあんなにも、理央が寝ている女とセックスしたいと思ったことがあっただろうか。

「ナカ、んんっ、気持ち……いい。早く、武島くんので……いっぱいにして欲しいよ……!ゴリゴリ……奥のほう、して……んっ、また……いくぅっ……!」

唇を、舌を奪われ、早く佳織のナカに挿入してしまいたい。
佳織の体をうつ伏せにさせて、その体にのしかかると臀部の割れ目にペニスを宛がった。

「武島くん………?待って、ゴム……つけて……」

佳織は隼人に抱きしめられたまま起き上がろうとして、抵抗する。
だが隼人は、佳織の臀部の割れ目にペニスを宛がったまま、その体を離すまいとする。

「このまま入れるって言ったらどうします?」

耳元で、佳織に酷い言葉を言い放つ。

「ダメだよ……お願い。そんな酷いこと言わないで」

佳織はぷるぷると震えながら、顔だけ隼人の方を振り返って涙目で懇願する。

「ふふ、大丈夫です。そんなことしませんよ」

佳織の体を抱きしめて臀部の割れ目から、ぬるりとした佳織の体液にまかせて、ペニスを滑り込ませる。

「えっ……んん、武島くん、いれてほしいのにっ……意地悪っ……!」

「俺もいれたい……けど……」


ーーは、ぁうっん……だって……佐藤くんの、もっと欲しくなっちゃ……うからぁっ……。


ペニスを擦り付けたときの、加奈子の言葉を思い出す。
あんな状況の中、どこからどこまでも理央を思いやる加奈子の言葉を。
今、何故佳織にこうしたいのか、何故八つ当たりかのように接したいのか、隼人にもわからなかった。


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